ベレッタ M38A


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ベレッタ Modello 1938Aは、第二次世界大戦にイタリアで開発された短機関銃である。愛称は「モスキート」。

第一次世界大戦前後、各国では短機関銃の開発が盛んに行われていた。イタリアでもより軽く、頑丈かつ射撃精度のいい短機関銃の開発を求めた。当時自動式拳銃の開発で有名になったイタリア古参銃メーカーベレッタ社の設計者ツオレ・マレンゴーニは、拳銃の開発と平行して短機関銃の開発に着手する。1938年になってベレッタ社はModello 1938A(M38A)を完成させ、イタリア陸軍に制式短機関銃として採用された。
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ベレッタ Modello 1938A wikipedia
目次
1.ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ
2.9x19mmパラベラム弾
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連商品
7.関連



ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ

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http://www.beretta.com/it-it/

ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ(伊: Fabbrica d'Armi Pietro Beretta、ピエトロベレッタ火器工業)はイタリアの大手銃器メーカー。本社はイタリア北部ブレシア郊外のガルドーネ・ヴァル・トロンピア。 現在は拳銃、ライフル銃、短機関銃、散弾銃などの幅広い銃器類を生産している。これらは軍用・警察用・民間用・競技用として世界各国で使用されている。
現在、フィンランドの小銃メーカー、SAKO社とその傘下のティッカ社を買収し、傘下に置いている。

ベレッタ社の設立は公式な記録では1680年であるが、それ以前からベレッタ家は銃器の製造を行っていた。最も古いものでは1526年にヴェネツィアがマエストロ・バルトロメオ・ベレッタ(ここでの「マエストロ」は名前ではなく“親方”の意で敬称)に対しマスケット銃を注文したという記録が同社に保管されている。
ピエトロ・ベレッタ(1791年 – 1853年)はベレッタ社の中興の祖と言われる。ピエトロはベレッタ社の生産設備を近代化し軍用、民間用のマーケットで成功に導いた。
第一次世界大戦中、ピストル不足に悩むイタリア軍からの発注でM1915を開発。これをきっかけにイタリア最大の拳銃メーカーとなる。
1934年にはM1934がイタリア軍の制式拳銃として採用される。第二次世界大戦ではイタリア軍に武器を供給したが、イタリア政府降伏後、一時的にドイツに接収される。終戦後、残った部品を集めM1934の生産を再開した。 1956年のメルボルンオリンピックのクレー射撃でベレッタ社の銃が初めて金メダルを獲得。その後オリンピックや世界選手権で数多くのメダルを勝ち取っている。
1985年にはアメリカ陸軍がコルトM1911A1の後継拳銃に92FM9として制式採用する。
ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ wikipedia

9x19mmパラベラム弾

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9x19mmパラベラム弾(9ミリパラベラムだん、9x19mm Parabellum)、9mmルガー弾(9ミリルガーだん、9mm Luger)、9x19mm NATO弾は、ドイツの複数の銃器・弾薬製造会社が合併して設立されたDeutsche Waffen und Munitionsfabriken(DWM、ドイツ武器弾薬工業)が開発した、拳銃用の実包(カートリッジ)である。7.65mmルガー弾の強化版である。弾体直径9mm、薬莢(ケース)の長さが19mmなので「9x19」とも表示される。
9x19mmパラベラム弾は比較的反動が弱い一方で、非常にフラットな弾道を示す特徴がある。この実包の優れた点は、小さく、多弾装化が容易であることと、製造するのに大した原料を必要としないところにある。
現在では世界で最も広く使用されている弾薬であり、民間でもこの弾を使用する小火器が広く使用されている。
9x19mmパラベラム弾 wikipedia 

特徴

第二次世界大戦前の1938年に、イタリア警察向けにベレッタ社のツオレ・マレンゴーニによって開発された短機関銃。愛称は「モスキート」。
 セレクターはなく、トリガーが2つあり、前方のトリガーを引くとセミ、後方のトリガーを引くとフルといった具合に使い分けることができた。機構は、当時のスタンダードであったオープンボルト発火と安価なシンプル・ストレートブローバックの組み合わせが採用された。当時の短機関銃としては珍しくコッキングハンドルは射撃時にボルトと連動しないため、取り扱いが安全で反動も少ない。また銃剣を装着することもできた。一方、切削加工が多いベレッタ独特の上質仕上げで、ファイアリングピンもフローティング式と凝った構造を持ち、大量生産には向かず、需要も国内の警察に限られていたため1939年には生産を終えた。

 しかし、第二次世界大戦が開戦すると、1941年12月からイタリア軍の制式短機関銃として再生産された。これに伴い小改良を加えたモデルがM38Aである。
ベレッタ M38A / Beretta Modello 1938A 【短機関銃】 MEDIAGUN DATABASE 

M38Aはおもにイタリア陸軍の空挺部隊などで広く使用され、第二次世界大戦中はイタリア国内にいたドイツ軍にも供与、MP739(i)の名称で準制式とし空挺部隊などで広く使用された。のちにベレッタ社はM38Aの短縮型、M38/42(M1942)を開発した。この銃はM38Aとともにイタリア軍、ドイツ軍双方で広く使用されることとなった。1943年にイタリアは連合軍に降伏。その後大量に残ったM38Aはドイツが大量に鹵獲し自軍の制式兵器とした。その後連合軍についたイタリア政権「サロ政権」と北イタリアで抵抗を続けるドイツ軍双方でM38A・M38/42は使用される事になった。

第二次世界大戦終結後、M38A及びM38/42は1970年代まで再編されたイタリア軍および警察で使用された。

長所
  • 弾薬がベレッタ製拳銃と併用できた。
  • 弾倉が三種類あり使い分けることができた。
  • 改良型のM38/42では全長が短縮され、より軽量になった。

短所
  • 上質仕上なためコストが上がり、大量生産には向かなかった。


画像

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動画

 Beretta Model 38A Submachine Gun
  

 Beretta Mab 38/49
  


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