四四式騎銃


四四式騎銃(よんよんしききじゅう)は、大日本帝国陸軍の騎銃(カービン)。英語圏ではType 44 carbine、Arisaka type 44などと呼称される。

本銃は1909年(明治42年)に開発が開始され、1911年(明治44年)に採用された。三八式歩兵銃の騎銃型である三八式騎銃をベースに、馬上での利便性など、更に騎兵用に特化させたものである。全長が長く重いモデルが多い有坂銃の中でも三八式騎銃ともども扱いやすい軽便銃として、騎兵を中心に、歩兵、砲兵、輜重兵、憲兵、挺進部隊(陸軍落下傘部隊)の挺進兵などでも使用された。
四四式騎銃の特徴は銃身先端部に装備された折りたたみ式の刺突型銃剣(スパイク・バヨネット)である
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四四式騎銃 wikipedia
目次
1.銃剣(バヨネット)
2.三八年式実包
3.特徴
4.動画
5.関連
6.関連商品




銃剣(バヨネット)

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銃剣(じゅうけん)は、銃の先端部に装着して、槍のような戦い方ができるように工夫された武器のことである。現代では短剣に着剣装置をつけたものが一般的だが、歴史上では刺突に特化した針(スパイク)状のものも多い。
銃剣を装着できる小銃のことを「銃剣銃」と称することがある。また、歴史的には、江戸末期から昭和初期頃までは着剣状態の小銃を「剣付き鉄砲(けんつきでっぽう)」とも言った。
銃剣 wikipedia 

三八年式実包

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三八式実包(さんはちしきじっぽう)とは、大日本帝国陸軍によって開発された6.5mm小銃弾である。三八式歩兵銃などの火器で使用された。三十年式実包を尖頭銃弾に改良したものであり、三十年式実包とは完全に互換性があった。

本実包は1906年(明治39年)より陸軍技術審査部において研究を行ない、1907年(明治40年)9月に制定、1913年(大正2年)2月に改正された。最大の特徴は、日本初の尖頭銃弾(「四〇式銃弾」と呼称)という点である。以前採用していた三十年式歩兵銃の円頭銃弾と比較して、骨部に命中した際、貫通力が優れるため、大きな骨創を与えることができた。ただし、肉部への損傷は比較的小さく、不殺銃弾ともよばれる。また、三十年式実包よりも弾丸重量を減らし、装薬を増量することで、より初速を高めていた。開発にあたり、三八式実包はドイツで1903年に採用されたS弾の影響を受けている。
三八年式実包 wikipedia 

特徴

1911年に採用されたボルトアクション式騎兵銃。三八式騎銃とは違い、最初から騎兵用として設計されている。
 長い折り畳み式の銃剣が大きな特徴。代わりに、クリーニングキットはストック内に収納できるようになっている。
 約9万挺しか製造されなかったので、今では貴重なコレクターアイテムとなっている。
東京砲兵工廠 四四式騎銃【小銃】 MEDIAGUN DATABASE 


動画

 大日本帝国陸軍 四四式騎銃/ Japanese Type 44 Carbine
  

 Japanese Arisaka Type 44 carbine四四式騎銃
  

 四四式騎銃 Type44 Carbine
 


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