チェイ・タック M200インターベンション


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全長 1397mm(伸長時) 重量 14.0kg 口径 .408 Chey-Tac .375 Chey-Tac 装弾数 7
アメリカのチェイ・タック(Cheyenne Tactical / シャイアン・タクティカル)社が販売する大口径ボルトアクションライフル。M200インターベンション(調停、介入)は、チェイ・タック社がLRRS(超長距離射撃用ライフルシステム)と呼んでいる、弾道計算用コンピューターと同社独自の.408チェイ・タック弾をセットとしたシステムの中核となるライフルである。
ライフル本体は、同国の大口径ライフルメーカーであるEDMアームズ社が製造しているもので、同社が1996年から製造・販売している『ウインドランナーM96』とほぼ同等の製品である。M200は、これを元に.408チェイ・タック弾に合わせて設計された。

 .408チェイ・タック弾は、.338 ラプアマグナム弾と.50BMGの中間にあたる弾薬で、.50BMGより低反動ながら、.338ラプアを超える2km超の長射程を実現している。またPDA型の弾道計算用コンピューター「ABC」が付属し、気候条件などを反映するのに必要な、射手自身のノウハウに基づいた煩雑な暗算を肩代わりし、かつ精密な長距離狙撃が行えるようになっている。さらに印刷された弾道計算用のデータ集も付属しており、電池切れ等の不測の事態にも考慮されている。
 ただ、これだけの性能があっても、.408チェイ・タック弾の製法が特殊で、大量生産に向いていないことから、軍への大口採用のネックとなっているようだ。しかし、この特殊弾の超遠距離における精度の高さは、ホビーシューターには注目されており、小型版の.375チェイ・タック弾と共に、様々なライフル用のコンバージョンキットが販売されている。
チェイ・タック M200インターベンション / Chey-Tac M200 Intervention 【小銃(狙撃銃)】 MEDIAGUN DATABASE 
目次
1.チェイ・タック
2..408 Chey-Tac
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連商品




チェイ・タック

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http://www.cheytac.com/


.408 Chey-Tac

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特徴

正式には「M200 Intervention(インターベンション) .408」という。
Chey-Tac社独自の.408 Chey-Tac弾を採用し、さらに弾道計算用コンピューターや風力計までもセットとなっている。ライフル自体はEDMアームズ社が製造している。
EDMアームズのM96スナイパーライフルがベースとなっている。
詳しい有効射程は不明であるが、Chey-Tac社のアナウンスによると2,300m近い距離の狙撃も可能とのことだが実際は2,000mぐらいらしい。

.408 Chey-Tac弾はAWM等で知られる.338 Lapua弾とバレット.50BMG弾の中間に位置する弾薬である。
低反動で、しかも同様に狙撃銃専用に開発された.338Lapuaを超える命中精度と威力を獲得している。

付属の弾道計算用コンピューターは気候条件や風向き、コリオリ力などの影響を射手の変わりに暗算し、かなり高精度の狙撃が可能となっている。
M200 ピクシブ百科事典 

バレルには、フルフローティングバレルが標準装備され、バレルを始め各パーツがモジュラーシステム化され ており、分解や装備交換が素早く行えるように設計されている。折り畳み式のモノポッドを備えたポリマー製 ストックは、持ち運び時には分解も可能。バレル後方のチューブ状シュラウドには、折り畳み式バイポッドと キャリングハンドル、レシーバー上部にはピカティニーレールがあり、状況に応じてNightforce NXS 5.5- 22Xスコープや、AN/PEQ-2 IRレーザー等のオプチカルサイトを使用する。
なお、このM200にはアイアンサイトが付いていない。
チェイタック M200 - ハリウッド女優 と 拳銃 


画像

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動画

 CheyTac M200 Intervention Sniper Rifle
  

 CheyTac M200 Sniper Rifle 1 of 2
  


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