コルトM1855


674
リボルビングライフルとは、小銃の連射速度を向上させるため、シリンダーに複数の薬室を持つリボルバーの利点を、そのまま小銃に応用した武器の総称である。
 1855年、コルト社は複数の銃身長・口径を持つパーカッション式リボルビングライフルを開発する。リボルバー機構自体は、シリンダー後部のニップルや銃身下部のローディングレバーなど、この時代のパーカッション式リボルバー(コルト製M1851など)とほぼ同様。カービンモデルや、銃剣が装着可能なモデルも存在する。

 コルト製リボルビングライフルは、合衆国政府に採用された初のリピーティングライフルとなった。
コルト M1855 / Colt Model 1855 【小銃】 MEDIAGUN DATABASE 
目次
1.コルト・ファイヤーアームズ
2.パーカッション式
3.画像
4.動画
5.関連




コルト・ファイヤーアームズ

59
 
コルト・ファイヤーアームズ(英: Colt Firearms、通称コルト)は、世界初のシングルアクションリボルバーを発明した陸軍大佐サミュエル・コルト(1814年7月19日 - 1862年1月10日)の興したアメリカ合衆国の銃器メーカー。創業は1836年。当初の社名は「Colt Patent Firearms」(コルト特許火器)。

コルト社は拳銃のほかに有名なM16M4カービンなどを生産しており、同じアメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社とはライバル関係にある。
コルト・ファイヤーアームズ wikipedia 

パーカッション式
19世紀初頭に発明された前装銃の点火方式の一つで、発射薬への点火に雷汞(らいこう。衝撃によって発火する火薬)をつめた雷管(パーカッションキャップ)を使用する方式。
 厳密には『パーカッションロック』方式で、日本では『管打』式とも呼ばれる。

 悪天候下では発火率の下がる火縄(マッチロック)式や火打石(フリントロック)式とは違い、天候に左右されずに発射可能である。
 アメリカは西部開拓時代インディアンとの戦争で、コルト社のパーカッションロック式リボルバーを盛んに使用していた。
 しかし、19世紀中頃にS&W社によって金属薬莢が急速に普及し、パーカッション銃は姿を消してしまった。
パーカッション / Percussion MEDIAGUN DATABASE 


画像

672
673
671


動画

 Percussion revolving carbines 1/3. - The 1855 Colt Root Sporting rifle
  


関連