MAS 49半自動小銃


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MAS-49小銃は、MAS-36ボルトアクション式小銃の後継小銃として第二次世界大戦後にMAS(Manufacture d'Armes St. Etienne:サン=テティエンヌ造兵廠)にて設計されたフランス製の歩兵用セミオートマチック小銃である。前任のMAS-36ボルトアクション式小銃と同様に7.5mm×54弾薬を使用する。

MAS-49は歩兵用ライフルとしては長命で、1979年に5.56mm NATO弾を使用するブルパップ方式のFA-MASに更新されるまでの約28年間、フランス陸軍やフランス外人部隊で使用され続けた。この銃は殆ど整備をしなくても確実な作動が可能なほど信頼性が高く、実際に外人部隊が戦闘を行ったインドシナやアルジェリア、常設的に部隊が展開しているジブチ(第13外人准旅団)やフランス領ギアナ(第3外人歩兵連隊)において作動不良の苦情が殆ど無かったことからも窺い知れる。
フランス軍制式小銃の座を後継のFA-MASに譲り渡し1978年に生産終了された後も1990年代までフランス軍に用いられ続けた。また、250丁ほどのMAS-49/56が7.62mm NATO弾仕様へ改造され、フランス警察へ納入された。
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MAS 49半自動小銃 wikipedia
目次
1.特徴
2.画像
3.動画
4.関連
5.関連商品




特徴

MAS Modèle1949(MAS-49)は1949年にフランスのサンテティエンヌ造兵廠で開発され、フランス軍に制式採用された自動小銃である。名称のMASは“Manufacture d'Armes de Saint-Étienne”の略で「サンテティエンヌ造兵廠製」の意。

MAS-49の作動方式はガス圧作動方式で、リュングマンAg m/42やM16で有名なガス直噴方式を採用していた。初期不良に悩まされたM16の二十年近くも前の銃だったが、MAS-49は多少清掃を怠ったくらいでは動作不良など起こさないほど信頼性が高かった。そのため兵士達からの評判も良く、仏領ギアナやジブチに駐留していた外人部隊や、アルジェリアそしてベトナムで戦闘に加わった部隊からの苦情は殆どなかったという。閉鎖方式はFALなどのようなティルトボルトロッキング方式(ボルトが上下に浮き沈みしてロッキングする方式)を採用している。  弾薬は7.5mm×54弾を使用し、ダブルカラムの箱型マガジンに10発装填できる。このマガジンはレバーでの脱着が可能だったが、クリップ装填用のガイドが残されており、5発入りのクリップを使った装填が主だった。最終弾発射後はマガジンフォロアーが干渉してボルトストップがかかる設計になっている。
 アイアンサイトはフード付きのフロントサイトと、200m~1200mの間で照準距離を調節可能なピープ式リアサイトで構成されている。また、レシーバー左側面には国産のAPX(SOM)スコープ(3.85倍)を装着するマウントを備えていた。セイフティはクロスボルトタイプで、トリガーガード前方の右側面に位置している。
 改良型のMAS-49/56は、銃身銃床共に短縮化がなされたモデルである。またアイアンサイトを左右調整可能なものへの変更し、MAS-49には無かった着剣機構や、ライフルグレネード発射用のソケットを兼ねたフラッシュハイダーと照準器の追加が施された。MAS-49/56はMAS-49より長く使用され、生産数でも10倍以上差を付けている。
MAS Mle1949(MAS-49) 【自動小銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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MAS-49/56
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動画

 MAS-49, March 16, 2014
  

 Le fusil semi-automatique MAS 49 syrienne (1953)
  

French MAS 49/56



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