ラハティL-35


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ラハティL-35は、アイモ・ラハティによって設計され、VKT(Valtion Kivääritehdas)で製造された軍用自動拳銃。

試作型L-29、L-31に続き1935年にL-35が造られた。1935年から1952年までに約9,000丁が製造され、4つの生産シリーズに分けられる。寒さと汚れに対する信頼性向上のため、ボルトアクセラレイターを備え、少数だが着脱式ストックも生産された。
冬戦争から実戦投入され、1980年代にFNブローニング・ハイパワーDAが採用されるまで、フィンランド軍で使用された。
また、1950年代には民間へも販売された。
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ラハティL-35 wikipedia
目次
1.アイモ・ラハティ
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連




アイモ・ラハティ

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アイモ・ヨハンネス・ラハティ(Aimo Johannes Lahti, 1896年4月28日 - 1970年4月19日)は、フィンランド軍の技術将校。20世紀全般にわたりフィンランド軍が使用する重火器の多くを設計、開発している。日本では紹介時の誤表記が定着し通例「ラティ」、または英語読みで「ラーティ」と記述されている。
1922年にフィンランドでの短機関銃のプロトタイプであるスオミ KP/-22、KP/-26を開発。KP/-26はその後改良されフィンランド軍の代表的な短機関銃となったスオミ KP/-31へ発展している。その後ラティはティッカコスキ銃器工廠に対し、KP/-31の製造権を売却、同工廠では約80,000丁ものKP/-31が生産された。
アイモ・ラハティ wikipedia 

特徴

L-35の作動方式はショートリコイルで、シングルアクショントリガーを有し、ハンマーは内蔵式。非常に寒冷な北欧の気候に対応するためにボルトアクセラレーター(ボルトをより強く閉鎖させる機構)が設けられ、動作信頼性を底上げしている。
 アイアンサイトはドーブテイル(蟻溝)固定のブレード型フロントサイトとUノッチのリアサイトというオーソドックスな構成。左側面のサムセイフティは直接シアに干渉するタイプで、後方に回してロック、前方へ回してファイアポジションとなっている。
 マガジンは箱型8連発で、マガジンキャッチは底部に設けられたコンチネンタルタイプ。スライド上部には薬室に弾薬が入っているか否かを示すローデッドインジケーターも備える。グリップのバックストラップにはホルスターストックを装着するためのミゾが掘られていた。

 L-35は、スカンジナビアの厳しい冬の中でも確実に作動する拳銃を目指し、1929年に開発が始まり、ラハティは試作品"L-29"、"L-31"に続いてL-35を完成させた。L-35は1935年にフィンランド軍に制式採用され、かの冬戦争で初陣を飾る。以降、1980年代にハイパワーDAが採用されるまで現役であり続けた。少量だが、民間にも*1供給された。生産工程は手作業が多く手間暇がかかったため、生産終了までの総生産数は約9,000~12,000丁ほどだったと言う。
VKT L-35 【自動拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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動画

 Finnish L-35 Lahti pistol
  

 Lahti Pistol
  


関連