ウェブリー・リボルバー


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ウェブリー・リボルバーは自動排莢装置を備えた中折れ回転式拳銃である。最初のモデルであるウェブリー Mk Iは1887年に採用された。その後、1899年から1902年まで続いたボーア戦争の最中には改良型のウェブリー Mk IVが採用されている。そして、最も有名なのが第一次世界大戦只中の1915年に採用されたウェブリー Mk VIである。
ウェブリー・リボルバーが使用する.455ウェブリー弾(英語版)は、官給拳銃として採用された中折れ回転式拳銃用の銃弾としては特に強力なものとして知られる。現在、.455ウェブリー弾を使用するウェブリー・リボルバーは使用されていないが、.38-200弾(英語版)を使用するモデルは現在でも一部の国で警察や軍隊の官給拳銃として使用されている。
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ウェブリー・リボルバー wikipedia
目次
1..455ウェブリー弾
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連
6.関連商品




.455ウェブリー弾

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出典:https://en.wikipedia.org/wiki/.455_Webley 


特徴

ヒンジを介して、本体が2ピースに分かれた構造で、本体上部の固定用のストッパーはリアサイトを兼ねる。ヒンジにはカム機構が仕込まれており、ブレイクオープンの際、エキスラクター(薬莢排出用のツメ)がせり上がって、薬莢をシリンダーから排出する「自動排莢式」となっているのが特徴。折り切ったところで再びエキストラクターが引き戻される仕組みとなっており、排莢と再装填がスムーズに行える設計である。

   ウェブリー&スコット社は、長らくイギリス軍と蜜月の関係にあったが、1930年代には、同社が開発協力を行っていた同国エンフィールド造兵廠製のエンフィールドNo.2 Mk.1リボルバーが、明らかなウェブリーリボルバーのコピーだったにも関わらず、エンフィールドオリジナルのリボルバーとして制式拳銃の座を奪うというトラブルに見舞われている。
ウェブリー&スコット ウェブリーリボルバー / Webley & Scott "Webley Revolver" 【回転式拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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動画

 Shooting the Webley Mk IV-38 Revolver.mov
  

 Webley Mk VI Revolver.mov
  

 Firing of the British Webley Mark 1 Revolver
  


関連