ワルサーカンプピストル


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当時、ワルサー社は26.6mm信号拳銃を開発していたが、戦場では、銃口に手榴弾を取り付け、即席の擲弾発射器として使用していた。そこでドイツ陸軍は、この信号銃を擲弾発射器に作り変えることを要求。そこでワルサー社は滑腔式の銃身にライフリングを入れ、専用の小型榴弾発射器として開発した。これがカンプフピストーレ(Kampfpistole:戦闘拳銃)である。外見は従来の信号拳銃と変らないが、区別のため銃身左横にZの文字の刻印があり、このためZ(ツェット)ピストーレともいう。
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ワルサーカンプピストル wikipedia
目次
1.ワルサー社
2.擲弾発射器(グレネードランチャー)
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連商品



ワルサー社

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http://www.carl-walther.de/cw.php

ワルサー社、カール・ヴァルター社(独: Walther、Carl Walther GmbH Sportwaffen)はドイツの銃器メーカーである。
ドイツ語での発音は「ヴァルター」、英語での発音は「ウォールサー」が近い。日本ではそれらが混ざった「ワルサー」が定着している。
1886年にカール・ヴァルターとその長男であるフリッツ・ヴァルターが設立した。
1920年代頃から機械式計算機の分野にも進出し、電子計算機が登場する頃まで生産を続けていた。
1993年からはエアソフトガンを含む、玩具を主力製品とするウマレックス社の傘下に入っており、最近ではアメリカのS&W社やマグナムリサーチ社との提携なども話題となっている。
ワルサー wikipedia

擲弾発射器(グレネードランチャー)

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グレネードランチャー(Grenade launcher)、グレネードガン(Grenade gun)、擲弾発射器(てきだんはっしゃき)、擲弾筒(てきだんとう)、擲弾銃(てきだんじゅう)は、手榴弾または同程度の威力の擲弾を発射する武器である。通常、口径20mm以上の火器は砲として扱われることが多いが、グレネードランチャーは例外的に銃として扱われることがほとんどである。

種類
ライフルグレネードには三種類のタイプがある。
スティック型
最初に開発されたタイプで、第一次世界大戦で大量に使用された。構造は、手榴弾の尻に銃口に差し込むための棒をつけただけで、空包で発射する。これが拡大発展したものがスピガット型の迫撃砲である。銃身内部の圧力が過大になり、銃身が曲がったり破裂したりする危険性があり、銃を傷めることから、銃身を針金などで巻き締めて補強するなどといった措置がとられた。現代では使用されていない。
カップ型
銃口に取り付けたカップにグレネードを入れて打ち出す方式、第二次世界大戦でも使用されたが、現代では使用されていない。
ソケット型
銃口に薬筒(ソケット)を装着してグレネードをかぶせる方式で、現在のライフルグレネードの主流である。第二次大戦当時の小銃は銃口付近にフロントサイトが配置されているため、かぶせる部分の長さを稼ぐために銃口にソケットを取り付ける必要があった。M1ガーランド用に開発されたM7小銃擲弾発射機が、その代表的な例である。
現在、NATOを中心に、フラッシュサプレッサーの外径を22mmとし、これにグレネードランチャーとしての機能を付加することが一般的になっている。このため、現代のアサルトライフルはソケットアダプターが不要であり、また、銃への負荷や反動が軽い弾丸トラップ式の普及もあって、ほぼあらゆるアサルトライフルをグレネードランチャーとして利用できるようになっている。
グレネードランチャー wikipedia

特徴

開発当初は小型榴弾しか使用できなかったカンプピストルだが、後に成形炸薬が実用化されるとこれに対応。その結果、軽装甲程度の車両なら破壊可能なほどの威力を持つようになり、携帯用の対装甲兵器として歩兵に重宝された。
 しかし威力が高まるにつれ、保持が困難になるほど射撃時の反動が強くなったため、折り畳み可能なストックが新たに設計された。一方、そのぶん射程も延びたことで、遠距離射撃用の照準器も追加された。こちらは「シュツルムピストル」と呼ばれている。

 なおカンプピストルは、外見上は元となった信号銃と酷似しているため、銃身左に「」の文字を刻印して区別していた。それゆえ「(ツェット)ピストーレ」とも呼ばれる。
ワルサー カンプピストル / Walther Kampfpistole 【擲弾発射器】 MEDIAGUN DATABASE 

形状

口径は26.6mmとかなり大きく、大人の指が入ってしまいそうなほど大きい。
弾薬はデリンジャーやリボルバーのような中折れ機構、また榴弾は銃口から直接挿入することで装填可能。 特徴的なのがトリガー下に設置された二つ目のトリガーで、これを銃口側に押しやることで弾倉の中折れ機構が開いて弾薬の装填が可能となる。
外見は従来の信号銃と変わらないため、区別できるよう銃身左横にZの刻印があり、このことからZ(ツェット)ピストーレとも呼ばれる。
カンプピストル ピクシブ百科事典 


画像

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動画

 V1 Walther Kampfpistole カンプピストル (シュトゥルムピストル)
  


関連商品