ワルサーP88


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ワルサーP88(独:Walther P88)は、1988年にワルサー社が発表した新型ダブルアクション自動拳銃である。
本銃はP38以来続いていたプロップアップ方式を廃し、ブローニングタイプの銃身閉鎖機構(ショートリコイル)を取り入れ全く新しい設計により開発された。P5で好評を受けたデコッキングシステムやダブルアクションメカニズムは受け継いでおり、従来のワルサー社製品と違い、ダブルカラムマガジンを採用しているため装弾数は15発と大幅に増加した。しかし高価であったためか、どこの国家からも制式採用されず1996年に生産が中止されてしまった。
商業的失敗作であったとはいえ、「脱・P38」に挑んだこの銃の歴史的意義は大きい。
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ワルサーP88 wikipedia
目次
1.ワルサー社
2.ダブルアクション
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連
7.関連商品




ワルサー社

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http://www.carl-walther.de/cw.php

ワルサー社、カール・ヴァルター社(独: Walther、Carl Walther GmbH Sportwaffen)はドイツの銃器メーカーである。
ドイツ語での発音は「ヴァルター」、英語での発音は「ウォールサー」が近い。日本ではそれらが混ざった「ワルサー」が定着している。
1886年にカール・ヴァルターとその長男であるフリッツ・ヴァルターが設立した。
1920年代頃から機械式計算機の分野にも進出し、電子計算機が登場する頃まで生産を続けていた。
1993年からはエアソフトガンを含む、玩具を主力製品とするウマレックス社の傘下に入っており、最近ではアメリカのS&W社やマグナムリサーチ社との提携なども話題となっている。
ワルサー wikipedia

ダブルアクション

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ダブルアクション (double action) は、一般的に拳銃の撃発(発射)作動を表現する語句であり、トリガー(引金)を引くことにより、ハンマー(撃鉄)が通常位置から撃発準備位置まで後退し、そのまま撃発される作動機構を指す。しかし、一般的には「トリガーを引いたら弾が発射されること」と認識されている傾向がある。
トリガーが、倒れていたハンマーを途中まで引き起こした上で倒す「ダブルの」機能を持つということを意味する。
ダブルアクション wikipedia

特徴

1988年にワルサー社がP5の後継として開発した自動拳銃。
 従来のワルサー社製品と違い、ブローニングタイプのロッキング方式を採用した他、弾倉をダブルカラムにして装弾数を増加させた。P5同様にスライドストップ/リリースレバーを兼ねたデコッキングレバーも備えるが、P88ではアンビとされた。
 しかし、ベレッタM92Fの倍以上の価格であった為、米軍次期制式拳銃トライアルに落選。商業的にも失敗し、1996年に生産中止となったが、その後コレクターの間でさらに高額で取引されているという。

 P88コンパクトはP88の短銃身型というよりも発展型に当たるモデルで、デコッキングレバーが廃された替わりにスライドにマニュアルセイフティが追加されている。
ワルサー P88 / Walther P88 【自動拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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動画

 Walther P-88
  

 Banana-TEST: Walther P88 compact 9mm PAK (Schreckschuss)
  


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