PSS


PSS拳銃(ロシア語:Пистолет бесшумный ПССピスタリェート・ビシュシュームヌィイ・ペー・エース・エース)は、1983年にソビエト連邦のソ連国家保安委員会(KGB、以下KGBと呼称)が開発した自動拳銃である。特殊なカートリッジ(弾薬)を使う事によって消音機能を持たせた珍しい拳銃である。「PSS(ПСС)」とは「特殊自動装填拳銃(Пистолет самозарядный специальный)」の略で、ロシアではこの略さない名称も一般に使用される。設計者の名前から、「レフチェンコ・ピストル」とも呼称される。

それまで偵察及び暗殺任務にはMPS拳銃とS4M拳銃を使用していた。この2つの拳銃はその任務の性格上、表ざたになることは無かった。しかし冷戦真っ只中の1970年代後半になり、ソビエト連邦のKGB要員がアメリカ中央情報局(CIA)を主導とした捜査網に掛かり逮捕される事態が発生し、その際にS4M拳銃の存在が知られてしまう事態となった。そこでKGBは、1979年に暗殺及び偵察等の秘密任務用に開発したのがPSSである。
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PSS (拳銃) wikipedia
目次
1.ソ連国家保安委員会(KGB)
2.SP-4特殊弾薬
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連



ソ連国家保安委員会
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ソ連国家保安委員会(ソれんこっかほあんいいんかい、ロシア語: Комите́т госуда́рственной безопа́сности CCCP、略称:КГБ(カーゲーベー))は、1954年からソ連崩壊(1991年)まで存在したソビエト社会主義共和国連邦の情報機関・秘密警察。軍の監視や国境警備も担当していた。
東西冷戦時代にはアメリカの中央情報局(CIA)と一、二を争う組織と言われていたが、ソ連崩壊と同時にロシア連邦保安庁(FSB)に権限を移行した。日本での略称は КГБ を翻字した KGB(露: カーゲーベー、英: ケージービー)が使われる。
ソ連国家保安委員会 - Wikipedia

SP-4特殊弾薬

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弾薬全長:41.85mm
弾薬重量:23.25g
薬莢全長:41.3mm
薬莢直径:先端部9.5mm
     ボディー部11.9mm
     リム部11.9mm
薬莢の肉厚:1mm
ピストンの重量:0.65g
発射薬の重量:0.21g(ニトロパウダー)
弾頭全長:28.5mm
弾頭直径:7.56mm
弾頭に巻かれた真鍮ベルトの直径:7.8mm
真鍮ベルトの全長:4.0mm
弾頭重量:9.95g
硬度:40HRc
初速:202.4m/s
初活力:約204ジュール
その2 SP-4特殊弾薬 - nifty

特徴

撃発機構などはマカロフのそれを流用しており、作動はシンプルブローバック。形状こそ特異だが、銃自体は減音装置を内蔵しないただの自動拳銃である。また、マキシムサイレンサーの系譜にあるオーソドックスな銃口取り付けタイプのそれを用いるわけでもない。PSSのキモはその特殊な弾薬にある。

   PSSで使用される「SP-4」と名付けられた弾薬の外観は、ライフル弾の空薬莢そのものである。が、実際には弾頭が露出していないだけで、内部には円柱形の弾丸と炸薬、そしてピストンが挿入されている。
 通常、金属カートリッジ式の弾薬は炸薬の燃焼ガスが直接弾丸を押し出すが、SP-4ではこのピストンを介して、弾体を前進させる。しかし、ピストンは薬莢内から飛び出すことなく、前進し切ったあとは空薬莢の口を閉じるフタとなる。これによって発射ガスを封じ込め、発砲音の大半を占める発射ガスの衝撃音を抑制する仕組みだ。もちろん弾体そのものもソニックブームを発しない亜音速弾である。

 PSSは現在のロシアにおいても、各特殊部隊で対テロ作戦に用いられているという。
USSR PSS / СССР ПСС 【自動拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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動画

 PSS silent pistol (USSR/Russia)
  

 Special silent pistol - PSS Pistol
  


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