M1917リボルバー


777
M1917リボルバー(M1917 Revolver)は、アメリカで設計された2種類の.45口径6連発回転式拳銃である。制式名称はUnited States Revolver, Caliber .45, M1917(合衆国.45口径回転式拳銃M1917)。第一次世界大戦の最中、アメリカ陸軍はM1911拳銃の不足を補うため、M1911と同じ.45ACP弾を使用する回転式拳銃の調達を行った。1917年に採用されたM1917リボルバーは、主に二線級部隊や非展開部隊で配備された。M1917リボルバーの名称で採用された拳銃は2種類あり、片方はコルトが、もう片方はS&Wが設計を担った。これらは軍部の要請に基づき装填数や口径こそ統一されていたものの、全く異なる製品である。
M1917リボルバー wikipedia 
目次
1.コルト・ファイヤーアームズ
2.Smith & Wesson
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連
7.関連商品




コルト・ファイヤーアームズ

59
 
コルト・ファイヤーアームズ(英: Colt Firearms、通称コルト)は、世界初のシングルアクションリボルバーを発明した陸軍大佐サミュエル・コルト(1814年7月19日 - 1862年1月10日)の興したアメリカ合衆国の銃器メーカー。創業は1836年。当初の社名は「Colt Patent Firearms」(コルト特許火器)。

コルト社は拳銃のほかに有名なM16M4カービンなどを生産しており、同じアメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社とはライバル関係にある。
コルト・ファイヤーアームズ wikipedia 

Smith & Wesson

804
http://www.smith-wesson.com

スミス&ウェッソン(英:Smith & Wesson、NASDAQ: SWHC)、通称S&Wは1852年にホーレス・スミス(1808年 - 1893年)とダニエル・ウェッソン(1825年5月18日 - 1906年8月4日)が設立した、アメリカ合衆国最大規模の銃器メーカー。マサチューセッツ州スプリングフィールドに本社をもつ。
創業当初は回転式拳銃を中心に生産や販売を行い、1950年代に入ってからは自動拳銃の販売も本格的に始めた。現在はナイフや手錠も生産している。
スミス&ウェッソン wikipedia 

特徴

両社の共同開発ではなく、あくまでそれぞれの独自開発であるため、二つのM1917は全くの別物である(補給の関係上消耗品の互換性はある)。S&W社製(画像右)はNフレームの使用で、コルト社製(画像左)よりダブルアクション機構において優れていた。また、S&W社のM1917は後にM22のナンバーを与えられて市販され、9mmパラベラム弾仕様の小型化されたタイプも存在する。

 なお、自動拳銃用の.45ACP弾はリムレスであるため、エジェクターのツメがリムを噛む事が出来ず排莢が困難となる。このため装填時には、ムーンクリップと呼ばれる補助具を必要とした。
 また、コルト製の極初期型などは、シリンダー内の段差が前身であるコルト ニューサービスの.45LC弾仕様のままだったため、クリップ無しだと弾が奥に入りすぎてしまうという問題があった。段差を改良したモデルでもファイアリングピンがプライマーに届かず、S&W製はコルト製よりマシだったものの、それでも不発が頻発しクリップの使用が必須であった。
 このクリップは.45ACP弾を3発ずつ留められるハーフムーンクリップで、携帯や再装填にも便利なものだった。戦後には、民間用に6発ずつ保弾できるフルムーンクリップが登場している。
US M1917リボルバー / US M1917 revolver 【回転式拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

コルト製
778

S&W製
779


動画

 M1917 Colt 45 ACP Revolver Shooting Demo
  

 Shooting a Smith & Wesson Model 1917 .45 ACP Revolver
  


関連
タナカ GAS-RV : S&W M1917 HE2 「.455 」4インチ [取寄]

タナカ GAS-RV : S&W M1917 HE2 「.455 」4インチ [取寄]
価格:18,468円(税込、送料別)