S&W シグマ


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S&W社が1994年に発売した同社初のポリマーフレーム製の自動拳銃。
 外見、内部メカニズムがポリマーフレーム製拳銃の先駆であるグロック 17に酷似している。そのため、S&W社はグロック社に「デッドコピーである」と告訴され、かなりの高額な和解金を支払う事になった経緯がある。それと共に告訴対象のシグマ40Fは生産中止され、スライドのデザインなどを一新し、リニューアルされた9mm口径のSW9VE、.40S&W口径のSW40VEの2機種が販売された。
 いろいろ酷評されるシグマだが、グリップデザインは良く、グリッピングの良さは評判である。また、リニューアル後のシグマは、同社のSW99やグロックに比べ200ドル近くも安いその低価格と、そこそこの性能、S&Wのブランド力もあって、目立ったセールスは挙げないものの底の固い商品として販売され続けた。

 2011年には、シグマをベースに、M&Pの設計を取り入れて開発された「SD(Self-Defense)」シリーズが登場し、M&Pの下位機種としてラインナップされている。なお翌年にシグマはカタログ落ちとなっている。
スミス&ウェッソン シグマ / S&W Sigma 【自動拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 
目次
1.Smith & Wesson
2.40S&W弾
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連
7.関連商品




Smith & Wesson

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http://www.smith-wesson.com

スミス&ウェッソン(英:Smith & Wesson、NASDAQ: SWHC)、通称S&Wは1852年にホーレス・スミス(1808年 - 1893年)とダニエル・ウェッソン(1825年5月18日 - 1906年8月4日)が設立した、アメリカ合衆国最大規模の銃器メーカー。マサチューセッツ州スプリングフィールドに本社をもつ。
創業当初は回転式拳銃を中心に生産や販売を行い、1950年代に入ってからは自動拳銃の販売も本格的に始めた。現在はナイフや手錠も生産している。
スミス&ウェッソン wikipedia 

40S&W弾

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.40S&W弾(10x22mm Smith & Wesson)は、スミス&ウェッソン社が開発した拳銃用の銃弾(実包)の一種。主に警察や民間で使用されている。

薬莢は通常の真鍮製、ストレートケースリムレスとオートマチック用実包としては通常の形状である。ケース底部形状と弾頭は10mmオートから引き継いでいる。直径10mm、全長22mm。
.40S&W弾 wikipedia 

特徴

グロックの売れた最大の要因――トリガー回りをほとんど理解されなかったがためにストライカー式ポリマー・ピストルのシェアを長らくグロックが独占し続けたのは語るまでもない事実だからだ。
 シグマはその『曲解第一号』であり、『その分野に挑むためには誰かが犠牲にならざるを得なかった製品』である。しかし、シグマの後に続いた各種モデル・・・ワルサー・P99、CZ100、タウルス・PT24/7の初期DAOモデルなどは一切大事なところをカバーできていなかったのだから、シグマのトリガーに難癖をつけるわけにもいかない。

   たしかに、『グロックと大半の部品に互換性がある』ほどまでにデッドコピーしたS&W社も悪いに違いないだろう。それでも、外観やトリガー・システム、一部内部構造は独自色があった。

 特にグリップ。この握り心地はすばらしい。グロックを後で握ると手がすうすうするように感じるほどピタリとはまる。手のサイズが『16、7の女子高生と同サイズ』しかない自分でこれなのだから平均的な男性だとちょうどいいのかもしれない。
 どちらにせよ、適度な膨らみとエグレのお陰ですばらしいグリップ・フィーリングを実現できている。
 この適度なスタイルを実現できたのは弾倉を金属製にしたためだ。そのため、銃杷のデザインを自由にいじれた。これがグロックだと樹脂であるため、グリップを細くすることが困難なのだ。
#5『S&W・シグマシリーズの雑記』 細々としたエッセイ 


画像

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動画

 S&W Sigma - Ain't No Glock - TheFireArmGuy
  

 S&W Sigma .40 S&W - Bargin Basement Buy!
  


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