S&W PC356


756 
全長 215mm 重量 1200g 口径 .356 TSW 装弾数 15+1
S&W社のカスタム製造部門である“パフォーマンスセンター(Performance Center)”によって開発された。
 実際の名称は「3566」といい、3-1/2インチバレルの「コンパクト」(装弾数12発)、4-1/4インチバレルの「タクティカル」、5インチバレルの「リミテッド」の3種が製造された。日本のトイガンメーカー・東京マルイが発売したエアソフトガン「PC356」は、このうちの「リミテッド」に当たるモデルである。

 .356TSW(Team Smith & Wesson)は、S&Wお抱えのプラクティカルシューティングチームの意見を元に設計されたもので、.357マグナム並のエネルギーを持ちながら、小変更のみで装弾数をそのままに9mm×19のマガジンを流用できるという新弾薬だった。
 二大プラクティカルシューティング競技であるIPSCとUSPSAでは、使用する弾薬のエネルギーを基準として、ヒット一発ごとのスコアが「マイナー」か「メジャー」のいずれかに判定される。メジャーの方がスコアが高いため、当時のレギュレーションにおける最低口径の9mmかつ、メジャーに相当する高威力の.356TSWは、大容量と高スコアを両立するコンバットシューティング界の新しいブームとなり得る筈だった。
 しかし、こうした銃メーカー側の動きを予め懸念していた運営側により、二大競技が相次いで「メジャー」の最低口径を.40口径(10mm)以上にレギュレーションを変更。.356TSWはたちまち本来のマーケティング対象を失い、その弾薬を用いる本銃も短い間にその製造を終了した。 
 同じく短い期間ではあるが、この競技用モデル3566の廉価版「スーパー9」も少数販売された。外観は通常のS&W59系のもので、その名の通り9mm×19、9mm×21、.356TSWの3種類の高威力9mm弾に対応したモデルであった。

 日本ではエアソフトガンとして製品化されたために、メディアに登場することがあるが、実銃の世界では滅多にお目に掛かることの出来ないレアなピストルである。
スミス&ウェッソン "PC356" / S&W Model 3566 【自動拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 
目次
1.Smith & Wesson
2.パフォーマンスセンター
3.特徴
4.画像
5.関連商品
6.関連




Smith & Wesson

804
http://www.smith-wesson.com

スミス&ウェッソン(英:Smith & Wesson、NASDAQ: SWHC)、通称S&Wは1852年にホーレス・スミス(1808年 - 1893年)とダニエル・ウェッソン(1825年5月18日 - 1906年8月4日)が設立した、アメリカ合衆国最大規模の銃器メーカー。マサチューセッツ州スプリングフィールドに本社をもつ。
創業当初は回転式拳銃を中心に生産や販売を行い、1950年代に入ってからは自動拳銃の販売も本格的に始めた。現在はナイフや手錠も生産している。
スミス&ウェッソン wikipedia 


パフォーマンスセンター

805


パフォーマンスセンターはS&W社内の腕利きの職人を集めており、高品質の製品を製造している。
カスタムモデルは通常のモデルとは異なる専用の部品や加工を施した部品に交換することで性能を高めている以外に職人の手により調整加工が施されており、市販品ながらガンスミスによる調整が施された製品に迫る品質を持っている。
S&W ピクシブ百科事典 

特徴

1990年代半ばに限定生産された競技用&実戦用モデル。
 銃名のPCはS&W社のカスタム製造部門であるPerformance Center(パフォーマンスセンター)の略。

 これから起こりうる凶悪犯罪やテロリストの重武装化に対処すべく開発されたこのハンドガンは、ポピュラー な9mmパラベラムよりも強力な高速弾「.356S&W」の発射を可能とし、試験投入されたコンバット シューティ ング競技でも輝かしい実績を挙げた。
 なお、「.356S&W」は正式には「.356TSW」であり、IPSCのパワー規定である.45ACP等のメジャークラスに 適合させる為に0.356インチ(9.0424mm)の口径である事からその名称になったと言われる。この弾薬は、 サイズ的には9mmパラベラムと同様でありながら、.357マグナム並のパワーを引き出す事が出来るという。
S&W PC356 ハリウッド 女優 と 拳銃 


画像

758
759
757


関連商品


 

関連