FP-45


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FP-45は、1942年にアメリカのゼネラルモーターズ社(GM)で設計された拳銃である。リベレーター(Liberator、解放者)やウールワース・ガン(Woolworth Gun, ウールワースは安売雑貨店の名)の通称で知られる。

.45ACP弾を使用し、装弾数は1発のみである。銃身はライフリングが刻まれていない滑腔銃身であった。グリップには10発程度の予備弾を収納できたが、装填は撃つたびに手動で行う必要があった。また発射後は排莢されないため、空の薬莢を取りだすには銃口から棒などを突き入れなければならなかった。トリガーガードはフロントサイトも兼ねていた。
射程は50フィート程度である。部品数は23点で、銃身やコッキングノブなどを除くほとんどの部品がプレス加工で成形されていた。一見して粗末で刻印などが見られない外見から、この銃を「日本軍が設計した自殺用拳銃」と誤解したアメリカ兵もいたという。
FP-45 wikipedia 
目次
1.ゼネラルモーターズ
2..45ACP弾
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連
7.関連商品




ゼネラルモーターズ

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http://www.gm.com/
ゼネラルモーターズ(General Motors Company, LLC)は、アメリカ合衆国の自動車メーカーである。本社はミシガン州デトロイト。略称は「GM」。2009年6月1日に連邦倒産法第11章の適用を申請し国有化された。2013年12月9日にアメリカ合衆国財務省が保有するGMの株式を全て売却し国有化が終了した。
ゼネラルモーターズ wikipedia 

.45ACP弾

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.45ACP弾は、1905年にジョン・ブローニングが設計した大型自動拳銃用の実包(カートリッジ)である。 .45が口径(0.45インチ)、ACPはAutomatic Colt Pistolを表す。

.45ACP弾は、初速が亜音速のためサプレッサー(サイレンサー)との相性がよく、9x19mmパラベラム弾などの超音速初速弾よりも射撃音が小さくなる。打撃力に関しては、9mmパラベラム弾より初速が遅いが運動エネルギーを大口径とより重い弾頭重量で補っているため、9mmパラベラム弾と比べても全く遜色が無い(スペック上での運動エネルギーは殆ど大差が無いだけ)。また、9mmパラベラム弾と比べてストッピングパワーが高いとよく言われており、人体に対し重い衝撃を与えるのに向いており殺傷力は高いが、反面物質的貫通力(防弾アーマーなど)は.45ACP弾の方が落ちる。
アメリカ軍は現在でもH&K MARK 23拳銃やH&K UMPなどの.45ACP弾を使用する銃器を特殊部隊用に調達し続けている。
.45ACP弾 wikipedia 

特徴

「Flare Project Caliber .45(FP45)」の正式名称を持つこの銃は、第二次大戦中の1942年に製作された小型拳銃である。

再装填の手順は次の通り。
 1.後ろのつまみを引き90度左にひねる。
 2.薬室への蓋を上にずらして開ける。
 3.付属の棒(無ければ口径より小さい棒)を銃口から突っ込み空薬莢を出す。
 4.グリップ底にある蓋を開け中から予備の弾薬を取り出し薬室に入れる。
 5.蓋を閉じ、つまみを戻す。
ゼネラルモーターズ FP45 "リベレーター" / GM FP45 "Liberator" MEDIAGUN DATABASE 

この銃は取扱い説明図同封(イラストのみで構成されたもの)で空からばらまかれたと言われている。
 この銃は.45ACP弾を使用し(オートマチックではないのに!)、単発式の銃である。製造簡略化のためかライフリングがない(本来信号弾発射装置として開発された可能性がある)。そのため、命中精度に関してははなはだ疑問が残る(それなりにまともという説と、照準距離3mという説がある)。
 この銃は後ろのブロック部分を引き、半回転して弾薬装填、元に戻して、引き金を引き発射する。一応5発の予備弾がグリップに搭載されている。なお、排莢装置はないため、発砲後、銃口より棒状の何かを差し込んで排莢を行う。
 グリップ下部の蓋を開けることで予備弾を収納可能。
 この銃は正面装備ではなく、自らが隠し持ち、敵の武器を鹵獲するための脅迫及び強奪用の兵器、あるいは逮捕された場合の自殺用として使用されるものと思われる。
 (しかしこの銃を送られたヨーロッパのレジスタンスたちは「ステンガンのほうがまだまし」とか思わなかったのだろうか?)
FP-45 ピクシブ百科事典 

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FP-45は上で書いたようにバレルにライフリングがなかった。滑腔といえば今の戦車は滑腔砲搭載だが、これようの砲弾には安定翼がついている。無論、FP-45は普通の銃弾を撃つので発射の際に弾は安定しなかった。普通の銃弾はライフリングで回転させて安定を得るFP-45はこれができず、発射の際は当然ながら、横弾が多発した。戦後の銃器研究者による射撃試験を行なった所、50フィート(約15mチョイ)の距離で4発撃って、グルーピングが5.25インチ(13cmチョイ)だった。無論、手馴れた人の射撃だが、このグルーピングなら人間が標的なら問題なく命中させられるだろう。
FP-45リベレーター 


画像

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動画

 FP 45 Liberator pistol
  

 FP-45 Liberator Pistol
  


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