コルト XM177


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当時、アメリカ軍SOG(Special Operations Group)などの特殊部隊は、任務の性格上、M16の様な全長の長い銃では取り回しが悪いため、より小型のライフルを要望した。そこでコルト社が用意したのが、M16をベースに全長を切り詰めた「M607 CAR-15 Submachine Gun (SMG)」と呼ばれるモデルである。M607は「GX5857(Gun Experimental 5857)」の名称を与えられ、米軍特殊部隊によってテストされた。しかし、銃身長を半分にまで切り詰めたこのモデルは、激し過ぎる発砲音やマズルフラッシュなど、必要とされる特殊作戦にはむしろ極めて不向きという欠点を有していた。

 そこでコルト社は、長く大型のフラッシュハイダーを装備させることでこの問題の解決を図った。このモデルは「M609 CAR-15 Commando」と呼ばれ、現在のものに近い伸縮式ストックと、リブつきの円形ハンドガードを有していた。スタイル面でいえばM16系ショートモデルのスタンダードを築いたモデルであろう。1966年、アメリカ軍はこのモデルにテストナンバーの“X”ナンバーを与えて試験採用した。これが空軍採用の「XM177」と陸軍採用の「XM177E1」である。

全長(伸長時) 757(826)mm 重量   2.43kg 口径 5.56mm×45 装弾数  20/30 発射速度 750発/分 発射形式 S/F
コルト XM177 / Colt XM177 【突撃銃】 MEDIAGUN DATABASE 
目次
1.コルト・ファイヤーアームズ
2.フラッシュハイダー
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連
7.関連商品




コルト・ファイヤーアームズ

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http://www.colt.com/

コルト・ファイヤーアームズ(英: Colt Firearms、通称コルト)は、世界初のシングルアクションリボルバーを発明した陸軍大佐サミュエル・コルト(1814年7月19日 - 1862年1月10日)の興したアメリカ合衆国の銃器メーカー。創業は1836年。当初の社名は「Colt Patent Firearms」(コルト特許火器)。

コルト社は拳銃のほかに有名なM16M4カービンなどを生産しており、同じアメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社とはライバル関係にある。
コルト・ファイヤーアームズ wikipedia 

フラッシュハイダー

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フラッシュサプレッサー(英: flash suppressor)は、銃身の先端に装着し、発火炎(マズルフラッシュ)の発生を抑制する装置である。フラッシュハイダーとも呼称される。主に軍用の銃火器に装備される。日本語では「消炎器」などと呼称される。
フラッシュサプレッサーと同様、銃身先端に装着するものにマズルブレーキがあるが、目的、効果が異なる。
フラッシュサプレッサー wikipedia 

特徴

ベトナム戦争時、SOG等の特殊部隊は、M16の全長から来る取り回しの悪さが任務の支障になったために、コルト社がGX5857なるアサルトライフルを開発するが、テストの段階から、大きすぎる発砲音や、激しいマズルフラッシュなどが指摘され、採用には至らなかった。

そこで開発されたのが、この、別名「コマンドー」なるアサルトライフルである。

M4カービンの先祖となる銃でもあり、M16よりもM4に近い外見を持っている。
XM177 ニコニコ大百科 

CAR-15コマンドの名称でも知られるM16/M16A1のカービンモデルである。コルトではM609(ボルトフォアードアシスト有り)とM610(ボルトフォアードアシスト無し)の製品名が与えられている。

M610は陸軍ではXM177、空軍ではGAU-5として仮採用された。

その後、M609も陸軍にXM177E1として仮採用され、銃身を延長したモデルもXM177E2として仮採用され使用された。

ちなみにXMのXは試験中に付けられる記号であり、このXM177は米軍全体で広く運用されたのにもかかわらず正式採用はさせず、XM177の名称のまま使用された。
XM177 ピクシブ百科事典 


画像

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動画

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