コルトM1848


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コルト M1848(通称:コルト・ドラグーン)は、パーカッション式シリンダー先込め銃(回転式拳銃)であり、フリントロック式からメタルカートリッジ式への過渡期に登場した製品である。1848年にアメリカ陸軍の制式拳銃となり、後継モデルである「コルトM1860アーミー」が登場するまで12年間その地位を守った。
装弾数は6発で、シリンダーに火薬を篭めてから、パッチを被せ、弾丸を詰める。発砲するためには薬室前面にグリスを塗布し、雷管をニップルに被せることが必要である。グリスを塗布し忘れると、発砲時に他の薬室の火薬に火が移り非常に危険である。この現象をチェーンファイア(数珠繋ぎ発火)という。
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コルトM1848 wikipedia
目次
1.コルト・ファイヤーアームズ
2.パーカッション式
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連
7.関連商品
 



コルト・ファイヤーアームズ

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http://www.colt.com/

コルト・ファイヤーアームズ(英: Colt Firearms、通称コルト)は、世界初のシングルアクションリボルバーを発明した陸軍大佐サミュエル・コルト(1814年7月19日 - 1862年1月10日)の興したアメリカ合衆国の銃器メーカー。創業は1836年。当初の社名は「Colt Patent Firearms」(コルト特許火器)。

コルト社は拳銃のほかに有名なM16M4カービンなどを生産しており、同じアメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社とはライバル関係にある。
コルト・ファイヤーアームズ wikipedia 


パーカッション式

19世紀初頭に発明された前装銃の点火方式の一つで、発射薬への点火に雷汞(らいこう。衝撃によって発火する火薬)をつめた雷管(パーカッションキャップ)を使用する方式。
 厳密には『パーカッションロック』方式で、日本では『管打』式とも呼ばれる。

 悪天候下では発火率の下がる火縄(マッチロック)式や火打石(フリントロック)式とは違い、天候に左右されずに発射可能である。
 アメリカは西部開拓時代インディアンとの戦争で、コルト社のパーカッションロック式リボルバーを盛んに使用していた。
 しかし、19世紀中頃にS&W社によって金属薬莢が急速に普及し、パーカッション銃は姿を消してしまった。
パーカッション / Percussion MEDIAGUN DATABASE 


特徴

同社のコルト ウォーカーの問題点を改善するかたちで開発された。ウォーカーでは9インチだった長大な銃身は、7.5インチに短縮。60グレインもの火薬を詰める巨大なシリンダーは、50グレイン用の短いサイズに変更。また、ローディングレバーの固定方式も強化され、発砲時の反動でレバーが下がらないように改良された。

 ドラグーンは1848~1860年間に、3つのモデルが製造された。ファーストモデル(1848~1850年間に7,000挺)は、楕円形のシリンダーノッチ、V字型メインスプリング、シリンダー後部にセイフティピンが無い、後部が角型のトリガーガード。セカンドモデル(1850年と1851年に2,550挺)は、長方形のシリンダーノッチ、リーフ型のメインスプリング。サードモデル(1851~1860年間に10,000挺)は丸型トリガーガードで、他に着脱式ショルダーストックや折り畳み式リーフサイトなど様々なバリエーションが存在する。
 短銃身の“ベビードラグーン”(M1848 ポケットピストル)もある。
コルト ドラグーン / Colt Dragoon 【回転式拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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ベビードラグーン
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動画

 Shooting Uberti's third model dragoon
  

 Black Powder shooting 1848 Dragoon 44 Cal
  


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