ニューナンブM60


ニューナンブM60は、ミネベア(ミネベア株式会社 旧新中央工業を吸収)社製の.38口径官用回転式拳銃。 日本の警察官用拳銃として開発製造され、後に麻薬取締官用や海上保安官用にも納入された。
すでに後継機種による更新が始まっているが、現在でも主力として使用されている。

日本の警察官や海上保安官などが使用する38口径の回転式拳銃。1951年頃に開発を開始し、1960年、警察庁に採用されたことから名称に"M60"が付いている。
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ニューナンブM60 wikipedia
目次
1.ミネベア
2.特徴
3.画像
4.関連
5.関連商品




ミネベア

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http://www.minebea.co.jp/ 

ミネベア株式会社は、長野県北佐久郡御代田町に本社を置くベアリング、モーターを中心とする電器部品メーカー。直径22mm以下の小径・ミニチュアサイズのボールベアリングでは、シェア世界一である。略称はNMB(Nippon Miniature Bearing)。生産の6割をタイ王国で行うほか、中華人民共和国などにも工場を持つ。
高橋高見が会長・社長時代、多角化を目指し、M&Aを積極的に行い規模が拡大し、一時はミネベア航空という自社専用の貨物航空会社まで持つ程であった。しかし、収益力の低下と下諏訪町にある三協精機製作所(現日本電産サンキョー)の買収に失敗し本業回帰に転換している。(三協精機は2003年に日本電産が買収) 新中央工業を合併、ミネベア大森工場とし、以来警察や自衛隊向けの拳銃や機関拳銃も開発・製造している。日経225銘柄の一社である。
ミネベア wikipedia 

特徴

警察庁に制式採用されて以来、警察以外の公安系公的機関、入国警備官や税関、海上保安庁などにも採用されており、刑務官の非常用装備にも指定されている。なお、詳細なスペックや生産情報は機密とされ、価格すら一切公表されていない。特徴は、紛失防止用のランヤードリングとシリンダーラッチ。ハンマースプリングにS&W M36と同じくコイルスプリング(巻きばね)を使用しており、リーフスプリング(板ばね)に比べトリガープルが重いため、ダブルアクションでの命中率は散々だとか。日本の警察官が射撃訓練を行わない現実も相まって、流れ弾が第三者に当たり兼ねない事から実質シングルアクションでしか使えない。威力や命中精度はともかく、持った時のホールド感は日本人の手のサイズにマッチしており、使用者からは高評価を得ていた(その一方で「でかすぎる」との意見もある)。
ミネベア M60 “ニューナンブ” 【回転式拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 

S&W社のM36を参考に開発されたといわれ、グリップが握りやすい形状・大きさへと改良され、身体に括り付けるランヤードを固定するためのリングが付いている等、「警察向け」に工夫されている。
グリップの形状や銃身の長さの違いから主に3種類あるが、年毎に微妙な差異があるため、正確なバリエーションの種類は不明。
1999年ごろに製造終了した模様。
S&W M37やS&W M3913、SIG SAUER P230JPなどに交替しつつある。
ニューナンブM60 ピクシブ百科事典 


画像

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出典:http://policemaniacs.web.fc2.com/shootingtraining.html 


関連

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