H&K MK 23


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H&K MARK 23は、ドイツの銃器メーカーヘッケラー&コッホ社(H&K)が開発した自動式拳銃である。MARK 23は民生市場向けの製品名で、軍用市場向けにはMk 23などの製品名で販売されており、アメリカ合衆国ではMK23 Mod.0の制式名称で採用している。日本では単にソーコム(SOCOM)やソーコムピストル(SOCOM PISTOL)などの通称でも知られる。
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H&K MARK 23 wikipedia
目次
1.H&K社(ヘッケラー&コッホ)
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連
6.関連商品




H&K社(ヘッケラー&コッホ)

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http://www.heckler-koch.com/en.html
ヘッケラー&コッホ(独:Heckler & Koch GmbH、ヘックラー・ウント・コッホ・ゲーエムベーハー)社は、ドイツの銃器メーカーである。本社はドイツ南部のバーデン=ヴュルテンベルク州のオベルンドルフ (Oberndorf am Neckar) にある。また、アメリカ国内に子会社を持っている。本項ではH&K社と略記する。 USP(自動拳銃)、MP5(短機関銃)、MP7(個人防衛火器)、PSG-1(高精度狙撃銃)、G3およびG36(自動小銃)などを製造している。

H&K は、1949年にドイツの歴史ある銃器メーカーのモーゼル社を退職した3名の技術者、エドムント・ヘックラー(ドイツ語版)とテオドール・コッホ(ドイツ語版)、アレクス・ザイデル(ドイツ語版)が、1950年に設立した。設立当初は、ミシンやその他の精密機器を製造していた。しかし、1956年にドイツ連邦軍が創設されると、軍用火器を製造する方針に切り替えた。Keine Kompromisse!(妥協しない)をスローガンに活動している。
1991年、H&K はブリティッシュ・エアロスペースの一部門であるロイヤル・オードナンスに買収された。ブリティッシュ・エアロスペースの傘下で、SA80の改修と改良に貢献した。その後、ブリティッシュ・エアロスペースは1999年にBAEシステムズに変革し、H&Kの部門は2002年に宇宙航空用途のためにドイツに作られたグループ企業 (H&K Beteiligungs GmbH) へ再び売却された。 2009年、ドイツの有名銃器メーカー「ハーネル」を買収した。
ヘッケラー&コッホ wikipedia
完璧さ

・「3,000発撃っても壊れない(当初は6,000発)」という要望に対し、最大で15,122発、最低でも6,027発での無故障連続射撃に成功。
・フルメタルジャケット+強装弾である.45ACP+Pを使用できる。
・泥や砂を被る、凍結や油切れといった悪条件下でも正常に作動する。
・約20mの水深の海水に2時間放置しても正常作動。錆の出にくい素材・処理を採用。
・銃口にネジが切ってあり、サプレッサーの装着も簡単。
・競技銃に迫る精密性を実現。3万発射撃後も性能を維持。
・可視光/不可視光レーザーサイトや可視光フラッシュライトが内蔵されたLAMの着脱するためのレールをフレームに持ち、トリガーガードにもLAM固定用ネジ穴が存在。(何故かはわからないが、Pixv内ではLAM装着VerのMk23の画像は少ない)
とまぁ、要望以上に応える結果とはなった。

欠点

デカい、重い
一応サイズや重量も要求された範囲内である。
当初は『特殊作戦では拳銃が主兵装になる状況があるだろう』と想定し上限をゆるく設定したアメリカ特殊作戦軍だったが、そのような状況になることは無かった。
これ一丁抱えて戦場に赴くなら大した問題ではないが、ライフルなどを装備した上で、そのサイドアームとして持ち歩くには重くて嵩張りすぎた。
これは通常の軍用拳銃の運用、すなわち予備火器としての面で致命的な欠点である。
ウィルコックス製のLAM(当時は現在の物ほど小型軽量ではなかった)とKAC製フラッシュ・アンド・サウンド・サプレッサーも付ければ更に大きく重くなる。

そんな主兵装として用いるには十分だが、予備火器として携帯するには不便極まりない銃の代わりにはM1911やMK24、M11等、他の銃が使われた。
とにかく、玄人…いや、変態向けの銃である事に間違いはない。

すなわち要望自体が間違っていたと言わざるを得ない。
Mk23 ピクシブ百科事典 

Mk.23は元となったUSP同様のレバー式のマガジンリリースを備え、セイフティレバーと共にアンビデクストラウス。フレーム左サイドには、USPではセイフティレバーと兼用だったデコッキングレバーが追加された。堅牢なボディと高い命中精度を有し、特殊部隊の様々な任務に耐えうるようにと減音器やレーザーサイト等が無加工で装着可能である。
 しかしその結果、ポリマーフレームオートでありながら、Mk.23は.45ACPの自動拳銃としても、かなり重く大柄なシロモノとなってしまった。USPでも見られる「噛み付く」マガジンリリースレバーも相俟って、現場での評判は芳しくない。SOCOMの管轄下にある特殊部隊(SEAL、デルタフォース、グリーンベレーなど)に導入されているが、実際にはMk.23ではなく、M1911A1を使うケースが非常に多いと言われる。そして採用から10年経った2006年には、早くも後継となる拳銃のトライアルが始まっている。
H&K マーク23 “ソーコム ピストル” / H&K Mark 23 (US Mk.23 Mod.0) 【自動拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 

操作性に関してもグローブの使用を前提としたグリップの鋭いチェッカリングや人差し指で押し下げるタイプのマガジンキャッチなど、USPから受け継がれた部分についてグローブ無しで握ると痛い、マガジンキャッチとトリガーガードの間に指が挟まるなどの欠点が報告されており、本銃の評価を下げる一因となっている。

また、USPで一体化されていたマニュアルセフティとデコッキングレバーは、「マニュアル解除のつもりがデコックしてしまう」というUSPでの不評を反映してかMK23では別々にされているが、これもまた密接していて操作しづらいとの評価があり痛し痒しである。
H&K Mark 23 ニコニコ大百科 


画像

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出典:グアム実弾射撃ツアー2010 パート3 ハイパー道楽 

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動画

 実弾射撃 H&K Mk23 ソーコムピストル (HK Mk23 SOCOM Pistol)
  

 The HK MARK 23: The Gun I Would Take to Hell & Back
  

 H&K Mark 23 Suppressed (SOCOM Pistol)
  


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