MAS-38


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MAS Mle1938(MAS-38)はフランスのサンテティエンヌ造兵廠(Manufacture d'Armes de Saint-Etienne…MAS)で1938年に開発され、1939年にフランス軍に制式採用された短機関銃である。第二次世界大戦におけるフランス軍唯一の制式短機関銃であった。

 1930年代初頭、フランス軍は制式装備に無かった短機関銃の開発を各地の造兵廠にて進めた。1935年にサンテティエンヌ造兵廠がプロトタイプ“SE-MAS35”を開発、1938年にはMAS-38が完成し、翌1939年にこれをフランス軍が採用した。
MAS Mle1938(MAS-38) 【短機関銃】 MEDIAGUN DATABASE 
目次
1.ベニート・ムッソリーニ
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連




ベニート・ムッソリーニ

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ベニート・アミルカレ・アンドレア・ムッソリーニ(Benito Amilcare Andrea Mussolini、1883年7月29日 - 1945年4月28日)は、イタリアの政治家、教師、軍人。 第40代イタリア王国首相。イタリア社会党で活躍したのち追放され、ファシズム理論を独自に構築し、国家ファシスト党による一党独裁制を確立した。
ベニート・ムッソリーニ wikipedia 

特徴

フランス軍が第二次世界大戦中に使用していた短機関銃。

ほぼ切削加工によって作られたボディに固定式の木製ストックを備え、銃身軸とボルトの駆動軸が斜めになっているのが特徴。分解は工具なしで可能。

弾薬は7.65mm×20ロングまたは7.65mm×17ブローニングSRを使用。装弾数は32発。威力は低いが反動が少ない分、命中精度は高かったそうな。

プロトタイプであるMAS-35の試験をもとに開発され、1938年にフランス軍に制式採用。
翌年の1939年よりフランス軍に配備されるが、1940年には製造工場がドイツに占領されてしまい、MP722(f)と名付けられて製造が続けられ、ドイツ軍やヴィシーフランスに供給された。
余談だが、イタリアのパルチザンの元に渡り、ムッソリーニの処刑に使われたのはMAS-38であった。
第二次世界大戦後はインドシナ戦争初期に使用されるものの、徐々に新型のMAT-49に置き換えられ、退役後は警察用に払い下げられた。
MAS-38 ニコニコ大百科 


画像

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動画

 MAS 38 SMG
  

 American Rifleman TV: MAS38 Submachine Gun Pt. 2
  


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