FMG


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アレス社(ARES Incorporated)のフランシス・ワリン(Francis J. Warin)が1970年代に設計した携帯型短機関銃。FMGとは『Folding (sub)Machine Gun』を略したもので、つまり『折りたたみ式SMG』である。アレス社が著名な銃器デザイナーであるユージン・ストーナーが興した会社であったことから、ストーナー自身によるデザインと広く誤解されているが、実際には1986年にフランシス・ワリンによってパテントが取得されている。

 当時、世界各国でテログループなどによる誘拐事件が多発。政府関係者のみならずビジネスマンまでもが標的となりつつあった。そこで携帯に便利で、なおかつ大きな火力を持つ自衛用火器として設計された。
 従来からMP5Kなどの小型SMGをアタッシュケースなどに仕込んだ例はあったが、FMGはさらに一歩進んで、銃そのものが変形・擬態する。折りたたんだ状態では金属の箱形で、工具箱か何かのようにしか見えない。使用するときには、ちょうどホッチキスの針を替える時のように箱を開くと、中からグリップとマガジン、トリガーが現れて発射可能となる。慣れれば銃の展開・発射には数秒とかからない。なお、緊急時の接近戦での使用を念頭に置いているため、アイアンサイトなどは装備していない。
 メカニズム自体はオーソドックスなシンプルブローバックとオープンボルト発火を採用し、銃身にリコイルスプリングを通してボルト動作のガイドとして機能させる設計だった。後述する20発と32発のマガジンを使用するが、32連マガジンを装填した場合、折り畳むことが出来なかったらしい。
 ドイツのMP40短機関銃のマガジンを使用する最初のモデルと、イスラエルのウージー短機関銃のマガジンを使用するモデルの二挺のプロトタイプが製作された。
アレス FMG / ARES FMG 【短機関銃】 MEDIAGUN DATABASE 
目次
1.MAGPUL FMG-9
2.関連(外部)
3.マグプル社
4.動画
5.関連
6.関連商品




MAGPUL FMG-9

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マグプルが開発した折り畳み式短機関銃。

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銃器用アクセサリーメーカーのMAGPULが改良・開発したものである。
要人警護向きに開発された。中身はグロック18である。
マガジンはスタンダードサイズのグロックのものを使用できるため、弾数は32+1発や17+1発等、好みのものを使用して装弾数を変えることが出来る。
通常のマガジンベースより厚くなる+2等の大型マガジンベースを付けたロングマガジンを付けたまま折りたたむ事はできない。
FMG-9 ピクシブ百科事典
関連(外部)

マグプル

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http://www.magpul.com/ 
マグプル・インダストリーズ・コーポレーション(Magpul Industries Corporation)は、ポリマーを用いた銃器の設計および製造で知られる銃器メーカー。本社はアメリカ合衆国コロラド州エリー(英語版)に所在するが、同社の製品には「Made in Boulder, CO」(「コロラド州ボルダー製」)と刻印されている。社名の「マグプル」(Magpul)は、同社が最初に製造した製品の製品名に基づく。これはアメリカ軍およびNATO軍が使用するSTANAG マガジンに取り付けるゴム製ストラップで、弾倉(magazine)をポーチから素早く引きぬく(Pull)為のアクセサリーだった。
創業以来、主にAR-15小銃およびその派生型を対象としたアクセサリーの設計・製造を行なってきたが、近年では銃器そのものの設計も行なっている。
また、マグプルは既存の銃器を元にプラスチック部品や様々なアクセサリーの提供を行なってきた為、例えば銃器業界紙などで類似の近代化設計がなされた銃器を解説する際にはしばしば社名が引用される。あるいはこれら近代的な設計を指し、鉄と木で作られた「伝統的な」銃器に対してマグプル化(magpulized)されているというような表現が用いられることもある。
マグプル wikipedia

動画

 Magpul FMG-9 ShotShow 2008
 
 

 Magpul FMG9 (Folding Machine Gun) featured on Discovery Channel's Ultimate Weapons
  


関連