FN ブローニング・ハイパワー


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FN ブローニング・ハイパワー(英語:FN Browning Hi-Power)は、ベルギーのFNハースタル社製造の自動拳銃。

正式名称は「ピストル・オートマティック・ブローニング・モデル・ア・グラン・ビザンス(ブローニング・オートマティック・ピストル・モデル・ハイパワー)」アメリカ合衆国の発明家であるジョン・M・ブローニングが1926年に死去する前に設計した最後の作品である。ブローニングの他界後、FN社のデュードネ・ヨセフ・サイーブ(FN FALの設計者)が改良し、1934年に完成。
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FN ブローニング・ハイパワー wikipedia
目次
1.FNハースタル
2.設計者
3.9x19mmパラベラム弾
4.特徴
5.画像
6.動画
7.関連
8.関連商品



FNハースタル

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http://www.fnherstal.com/

FNハースタル (FNエルスタル、FN Herstal) は、ベルギーの銃器メーカー。かつては国営で、正式社名はファブリック・ナショナル・デルスタル (Fabrique Nationale d’Herstal) だった。 略称FN社またはFNH。

1889年に設立されたベルギーの銃器メーカーである。かつては国営だったが、経営悪化に伴い1991年からはフランスの防衛グループ企業GIAT(現 ネクスター)傘下、1997年からはコルト傘下である。 FN FALをはじめとする信頼性の高い銃器を製作することで有名であり、数多くの輸出を行っている。また銃弾の開発も行っており、5.56mm NATO弾(SS109)や5.7x28mm弾(SS190)などが実用化されている。かつては二輪車等の生産も行っていた。 
FNハースタル wikipedia

ジョン・ブローニング

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ジョン・モーゼス・ブローニング(John Moses Browning, 1855年1月23日 - 1926年11月26日)は、アメリカ合衆国の銃器設計家である。本来、名字Browningの発音は「ブラウニング」に近いが、慣例的にブローニングと表記される。
ジョン・ブローニング wikipedia


9x19mmパラベラム弾


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9x19mmパラベラム弾(9ミリパラベラムだん、9x19mm Parabellum)、9mmルガー弾(9ミリルガーだん、9mm Luger)、9x19mm NATO弾は、ドイツの複数の銃器・弾薬製造会社が合併して設立されたDeutsche Waffen und Munitionsfabriken(DWM、ドイツ武器弾薬工業)が開発した、拳銃用の実包(カートリッジ)である。7.65mmルガー弾の強化版である。弾体直径9mm、薬莢(ケース)の長さが19mmなので「9x19」とも表示される。
9x19mmパラベラム弾は比較的反動が弱い一方で、非常にフラットな弾道を示す特徴がある。この実包の優れた点は、小さく、多弾装化が容易であることと、製造するのに大した原料を必要としないところにある。
現在では世界で最も広く使用されている弾薬であり、民間でもこの弾を使用する小火器が広く使用されている。
9x19mmパラベラム弾 wikipedia 

特徴

当時としては画期的なリンクレスのショートリコイルや、シングルアクション、グリップ内に収めるタイプのマガジンへのダブルカラムの採用など、近代オートマチックの基本要素が詰まった傑作で、後生の様々な銃に影響を与えている。
 一方、他のオートマチックではやや珍しいマガジンセイフティという安全装置も備えている。マガジンを抜いた状態ではトリガーがロックされる機構で、薬室内に弾丸が残っていた場合の不注意な暴発を防ぐことが出来る。しかし、トリガープルが重くなる上、装着されたマガジン前面にマガジンセイフティのスプリングのテンションがかかるため、マガジンキャッチを押してもマガジンがスムーズに落下しなかった。そのため、この機能は特殊部隊での運用時には外されていることが多かったらしい。本銃のほかでは、同社のファイブセブン、アメリカはS&Wのクラシックピストルシリーズがこの機構を持っている。
FN ハイパワー / FN Hi-Power 【自動拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 

一般的な自動拳銃の装弾数が8発前後、固定式マガジンをグリップ前方にもつモーゼル・ミリタリーでも10発であった当時において、9mmパラベラム弾を13発グリップ内に装填する本銃の火力はまさに驚異的であり、「Hi-Power」の名前の由来となった。

時折誤解されるが強力な弾を使用するのがゆえの「ハイパワー」ではなく、当時の拳銃の装弾数が6~7発が主流だったのに対しその倍の13発もの大火力を有していたので「ハイパワー」である。
ブローニング・ハイパワー ニコニコ大百科 

高い信頼性と実用性から世界の50ヶ国以上の軍隊、警察で制式採用され、ドイツ軍用であった9mmパラベラム弾が世界の軍用拳銃の標準的な弾種となる一因となった。
長期間正式採用の座を譲らなかったことから、その後も改良が重ねられている。

バリエーションとしてダブルアクションモデルのハイパワーDA、コンパクトモデル、変則ダブルアクションのファストアクションモデルなどが開発されている。
ハイパワーの後継機種としてポリマーフレームのFNP、FNX等が開発されている。
ハイパワー ピクシブ百科事典 


画像

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動画

 実弾射撃 ブローニング ハイパワー (Browning Hi-Power Shooting)
  

 WWII FN Hi-Power (Browning) 9mm Pistol
  

 FN Browning Hi Power Surplus Trade In Pistols
  


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