ワルサーPPK


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ワルサーPPKは、ドイツのカール・ワルサー社が開発した小型セミオートマチック拳銃である。警察用拳銃として開発されたワルサーPP(Polizeipistole)を私服刑事向けに小型化したもの。名称のKはもともと「刑事 (用)」を意味するクリミナールkriminalの頭文字だが、一般には「短い」を意味するクルツkurzの頭文字だと解釈されることも多い。

中型拳銃として開発されたPPを小型化したもの。ダブルアクショントリガーなどの内部機構はほぼ同一で、一部の部品には互換性がある。
口径は.22LR、.25ACP、.32ACP、.380ACP(9mm Kurz)など。
ロバート・ケネディ暗殺事件後の小型ピストルの輸入規制対策として、米国向けにはPPK/Sが開発されている。
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ワルサーPPK wikipedia
目次
1.ワルサー社
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連
6.関連商品




ワルサー社

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http://www.carl-walther.de/cw.php

ワルサー社、カール・ヴァルター社(独: Walther、Carl Walther GmbH Sportwaffen)はドイツの銃器メーカーである。
ドイツ語での発音は「ヴァルター」、英語での発音は「ウォールサー」が近い。日本ではそれらが混ざった「ワルサー」が定着している。
1886年にカール・ヴァルターとその長男であるフリッツ・ヴァルターが設立した。
1920年代頃から機械式計算機の分野にも進出し、電子計算機が登場する頃まで生産を続けていた。
1993年からはエアソフトガンを含む、玩具を主力製品とするウマレックス社の傘下に入っており、最近ではアメリカのS&W社やマグナムリサーチ社との提携なども話題となっている。
ワルサー wikipedia

特徴

PP/PPKはコンベンショナルダブルアクションで、作動方式はストレートブローバック。幾つものセイフティ機構を持ち、薬室に弾丸が装填されているとハンマー上部にシグナルピンが覗くローディングインジケーターを有するなど、即応性と安全性を両立した、当時としては最も完成度の高い自動拳銃だった。

 携帯性と性能に優れたPP/PPKは数多く生産され、欧州各国の軍・警察で使用された。第二次大戦後は、ドイツ本国での銃火器とその弾薬の製造がしばらくの間禁じられたため、フランスのマニューリン社でライセンス生産が行われた。戦後、国産銃器での再武装が困難となった西ドイツ各州の警察は、このマニューリン製PPとPPKをこぞって採用している。
 しかし、民間に目を向けてみると、戦時急造で粗悪品が大量に出回った事と、ドイツのゲシュタポが好んで使用していたことから、戦後のPP/PPKの評判は芳しくなかった。
 そのイメージを一変させたのが映画『007』シリーズである。主人公であるMI6(イギリス秘密情報部)所属の諜報部員であるジェームズ・ボンドが持つPPKは、スマートなスパイのスタイルに見事なまでに合致し、PPKはボンドの代名詞と云われるほど有名になった。
ワルサー PP / Walther PP 【自動拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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動画

 Walther PPK
  

 James Bond gets his Walther PPK
  

 Bond 50-The Man With The Walther PPK
  


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