ベレッタM92


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ベレッタ92(伊:Beretta 92)は、イタリアのピエトロ・ベレッタ社が生産・販売している自動拳銃。
1985年から『M9』の名称でアメリカ軍に正式採用されており、2006年には45万丁が追加調達されるなど現在も現役にあるが、『M92』という型式は存在せずそれぞれ軍用M9は『M9』、92Fは『Mod.92FS』とスライドに刻印されている(Mod.とはイタリア語でモデルの意味)。『M92F』は日本における誤称であり伊・米ともにベレッタの公式サイトでは80シリーズ90シリーズ共にM9とM9A1以外は頭にMが付かない。

世界中の警察や軍隊で幅広く使われており、現在はコルト・ガバメントに代わりアメリカ軍の制式採用拳銃になっている。なお、米軍では「M9」のモデル名で呼ばれている。
正式名称はピエトロ・ベレッタ92。より詳細には、92S・92SB・92SB-F(92F)・92FS など複数のモデルが存在する。
ベレッタM92 wikipedia 
目次
1.ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ
2.9x19mmパラベラム弾
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連
7.関連商品



ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ

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http://www.beretta.com/it-it/

ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ(伊: Fabbrica d'Armi Pietro Beretta、ピエトロベレッタ火器工業)はイタリアの大手銃器メーカー。本社はイタリア北部ブレシア郊外のガルドーネ・ヴァル・トロンピア。 現在は拳銃、ライフル銃、短機関銃、散弾銃などの幅広い銃器類を生産している。これらは軍用・警察用・民間用・競技用として世界各国で使用されている。
現在、フィンランドの小銃メーカー、SAKO社とその傘下のティッカ社を買収し、傘下に置いている。

ベレッタ社の設立は公式な記録では1680年であるが、それ以前からベレッタ家は銃器の製造を行っていた。最も古いものでは1526年にヴェネツィアがマエストロ・バルトロメオ・ベレッタ(ここでの「マエストロ」は名前ではなく“親方”の意で敬称)に対しマスケット銃を注文したという記録が同社に保管されている。
ピエトロ・ベレッタ(1791年 – 1853年)はベレッタ社の中興の祖と言われる。ピエトロはベレッタ社の生産設備を近代化し軍用、民間用のマーケットで成功に導いた。
第一次世界大戦中、ピストル不足に悩むイタリア軍からの発注でM1915を開発。これをきっかけにイタリア最大の拳銃メーカーとなる。
1934年にはM1934がイタリア軍の制式拳銃として採用される。第二次世界大戦ではイタリア軍に武器を供給したが、イタリア政府降伏後、一時的にドイツに接収される。終戦後、残った部品を集めM1934の生産を再開した。 1956年のメルボルンオリンピックのクレー射撃でベレッタ社の銃が初めて金メダルを獲得。その後オリンピックや世界選手権で数多くのメダルを勝ち取っている。
1985年にはアメリカ陸軍がコルトM1911A1の後継拳銃に92FをM9として制式採用する。
ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ wikipedia

9x19mmパラベラム弾

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9x19mmパラベラム弾(9ミリパラベラムだん、9x19mm Parabellum)、9mmルガー弾(9ミリルガーだん、9mm Luger)、9x19mm NATO弾は、ドイツの複数の銃器・弾薬製造会社が合併して設立されたDeutsche Waffen und Munitionsfabriken(DWM、ドイツ武器弾薬工業)が開発した、拳銃用の実包(カートリッジ)である。7.65mmルガー弾の強化版である。弾体直径9mm、薬莢(ケース)の長さが19mmなので「9x19」とも表示される。
9x19mmパラベラム弾は比較的反動が弱い一方で、非常にフラットな弾道を示す特徴がある。この実包の優れた点は、小さく、多弾装化が容易であることと、製造するのに大した原料を必要としないところにある。
現在では世界で最も広く使用されている弾薬であり、民間でもこの弾を使用する小火器が広く使用されている。
9x19mmパラベラム弾 wikipedia 

特徴

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高初速で小口径である9mmパラベラムを用い、低反動・多弾数化を実現している。
また、大きく肉抜きされバレルがむき出しになっている独特の設計は、後退するスライドの重量を落として反動をより小さくする事に貢献している。
M92F ピクシブ百科事典

装弾数が15発と豊富で操作性も高く、ベレッタ製自動拳銃の特徴である上部が大きく切り欠かれたスライドは、軽量で射撃時の反動が比較的少ないうえ、排莢口が大きくなるため排莢不良も起こり難い。そして幾多の実戦経験と実績に加え、メディアへの露出が高いことから、現在、世界で最も信頼性が高く、知名度が高い拳銃として知られている。

 ベレッタ92の評価を決定付けたのが、アメリカ軍で1978年より開始されたM1911A1に替わる次期制式拳銃トライアルである。本トライアルに参加した92は作動不良の少なさと価格の安さが評価され、SIG SAUER P226を含む多くの対抗馬を抑え、1985年に『M9』の名前で制式採用された。こちらは"M"を含めて制式名称である。
 このアメリカ軍制式となった意味は大きく、イタリア軍やカラビニエリ(Carabinieri:《伊》国家憲兵)が92Fや92SB、フランス陸軍が92G(PAMAS G1)、韓国軍が陸軍特殊部隊用として92FSを採用している。
ベレッタ M92 (US M9) / Beretta 92 (US M9) 【自動拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 

対応弾薬は9mmパラベラム弾。装弾数は15+1発。セフティをかけるとトリガーがフリーになるだけでなくハンマーが落ち、ファイアリングピンリテイナーが上を向くという暴発の可能性を極力なくした安全性の高いハンドガンである。

一般的にM92の問題点とされる耐久性についてだが現在一般的にはロッキングラグがおよそ5000発、スライドは2万発の射撃で亀裂が入ると言われており、一定の弾数を発射したら該当するパーツを交換するのが望ましいがそれほど膨大な数を撃たない通常の射撃ではまず問題はない。米軍では一定の射撃回数を超えるとパーツ交換が義務付けられている。
M92 ニコニコ大百科 


画像

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動画

 Beretta 92 FS (Chapter 2)
  

 shooting the Beretta 92FS
  

 Marines Qualify With Beretta M9
  

 Soldiers Qualifying on the Beretta M9 Pistol and MK-19 Grenade Launcher
  


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