H&K USP


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H&K USP(独: Universale Selbstladepistole、英: Universal Self-loading Pistol)は、ドイツの銃器メーカーであるH&K社が開発した自動拳銃である。
9x19mmパラベラム弾仕様は、P8の名称で現在のドイツ連邦軍の制式拳銃になっている。他のバリエーションを含めると、多数の軍、警察、国家機関などに採用されている。

ライバルであるグロックと異なり、ポリマーフレームながら旧来的なマニュアルセーフティや外装式の撃鉄(ハンマー)を備えている。 現代のダブルアクション拳銃としては珍しく、撃鉄を起こした状態でセーフティを掛けて携行するコック&ロックも可能なのが特徴。
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H&K USP wikipedia
目次
1.H&K社(ヘッケラー&コッホ)
2.ポリマーフレーム
3.特徴
4.画像
5.動画
6.関連商品
7.関連




H&K社(ヘッケラー&コッホ)
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http://www.heckler-koch.com/en.html
ヘッケラー&コッホ(独:Heckler & Koch GmbH、ヘックラー・ウント・コッホ・ゲーエムベーハー)社は、ドイツの銃器メーカーである。本社はドイツ南部のバーデン=ヴュルテンベルク州のオベルンドルフ (Oberndorf am Neckar) にある。また、アメリカ国内に子会社を持っている。本項ではH&K社と略記する。 USP(自動拳銃)、MP5(短機関銃)、MP7(個人防衛火器)、PSG-1(高精度狙撃銃)、G3およびG36(自動小銃)などを製造している。

H&K は、1949年にドイツの歴史ある銃器メーカーのモーゼル社を退職した3名の技術者、エドムント・ヘックラー(ドイツ語版)とテオドール・コッホ(ドイツ語版)、アレクス・ザイデル(ドイツ語版)が、1950年に設立した。設立当初は、ミシンやその他の精密機器を製造していた。しかし、1956年にドイツ連邦軍が創設されると、軍用火器を製造する方針に切り替えた。Keine Kompromisse!(妥協しない)をスローガンに活動している。
1991年、H&K はブリティッシュ・エアロスペースの一部門であるロイヤル・オードナンスに買収された。ブリティッシュ・エアロスペースの傘下で、SA80の改修と改良に貢献した。その後、ブリティッシュ・エアロスペースは1999年にBAEシステムズに変革し、H&Kの部門は2002年に宇宙航空用途のためにドイツに作られたグループ企業 (H&K Beteiligungs GmbH) へ再び売却された。 2009年、ドイツの有名銃器メーカー「ハーネル」を買収した。
ヘッケラー&コッホ wikipedia
合成樹脂(要するにプラスチック)で製造されたフレーム。『ポリマー』とは、化学的には『重合体』、『高分子化合物』の事だが、この場合は強化プラスチックやナイロン素材などをさす。

素材加工や生産設備にある程度の技術力・工業力・資金力を要するものの、金属加工にくらべ大きなエネルギーを必要とせず、複雑な形状の部品を短時間にかつ大量に成型可能なので、生産性は非常に高い。また経年劣化にも強いため耐候性・整備性もよい。金属と異なり熱伝導性が低いため、射手に火傷や凍傷を負わせる恐れもない、とメリットは数多い。これらのメリットが認知されるに従って、各国各社から次々とポリマーフレームの銃が開発・生産されるようになっている。
ポリマーフレーム / Polymer frame MEDIAGUN DATABASE 

特徴

1993年に開発され、40S&W弾薬の使用を前提として作られている。
9mmパラベラム弾仕様もあり、こちらは「P8」としてドイツ連邦軍にも採用されている。
また.45ACPや.357SIGも使用するモデルもあるため人気は高い。

派生型も多く、軍・警察などの国家機関にもよく採用されているベストセラーである。
中でも「USPタクティカル」は日本の警察特殊部隊(SAT)や自衛隊の特殊作戦群でも使用されている。
USP ピクシブ百科事典 

USP(Universal Selfloading Pistol:汎用自動拳銃)は、H&K社が革新的機構にばかり目を向けて失敗した反省を活かし、自動拳銃の標準モデルを目指して1993年に開発した自動拳銃である。
 USPは、1911系をはじめとする大口径モデルの好まれるアメリカ市場をかなり意識した設計となっており、以前のP7などでは強度上の問題で限界のあった.45ACP弾にも、大型化することで対応している。各種レバー類もM1911系に倣った配置と操作方法にデザインされ、コック&ロックを可能としている。
H&K USP 【自動拳銃】 MEDIAGUN DATABASE 

世界で初めてライト等各種アタッチメントを装着出来るレールマウントを標準装備しており、USP以降の他社製ハンドガンもこのタクティカルマウントを標準またはオプションで装備するものが増えている。

グローブを装着して使用することに配慮しておりトリガーガードとトリガーのクリアランスが広く取られており、グリップにはかなりシャープなチェッカリングが施されている。グローブ装着時は良いのだが素手で撃つ場合はこのチェッカリングが反動で手に食い込むという欠点もある。

H&K社は米特殊作戦軍(USSOCOM)の要求に応えてUSPをベースにソーコムピストル(Mk23)を開発したが、こちらは殆ど黒歴史化している。
H&K USP ニコニコ大百科 


画像

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動画

 H&K USP / USP Tactical .45 / Mk23 / HK45
  

 
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