AEK-971


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AEK-971は、ソ連/ロシアのコブロフ社によって開発されたアサルトライフルである。1980年代にSergey I. Koksharovによって設計された。標準モデルでは5.45x39mm弾を使用する。2015年4月、ロシア国防省はAK-12と共にAEK-971の選定を公表した。

AEK-971は、AK-47の構造を基にして設計された。構造が単純なため安価に製造できる。

AKM以来、AKシリーズでは低い発射レートによってフルオート射撃時の制御性を確保していた。しかし、その安定志向がたたって、内務省スペツナズの隊員などから「レートが低すぎるため至近距離での打ち合いで撃ち負ける可能性がある」との意見が上層部に寄せられた。また、AK-74から採用された5.45x39mm弾は、それまでの7.62x39mm弾と比べてストッピングパワーが大きく劣っており、敵を倒す場合には最低限でも2発を命中させる必要があった。そのため、次期主力ライフルを選定するアバカン計画に提出された3丁の候補には以下の特徴がみられた。
  1. 2点バースト射撃を搭載していること
  2. それまでの主力小銃より高いレートであること
  3. 高い耐久力は保持したままであること
以上の条件に当てはまるよう、コブロフ社はできる限り単純な機構で高レートでありながら制御しやすく、なおかつ安価で高い耐久性を実現させることに重点を置いた。
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AEK-971 wikipedia
目次
1.ソビエト連邦
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連
6.関連商品



ソビエト連邦

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ソビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、ロシア語: Союз Советских Социалистических Республик)は、1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸におけるマルクス・レーニン主義国家である。同国はモスクワを首都とする共産党による一党制国家として統治された。多数ある地方のソビエト共和国の政治および経済の統合は、高度に中央集権化されていた。
ソビエト連邦 wikipedia

特徴

本銃の特徴は、内部に搭載したカウンターウェイトでガス・ピストンとボルトキャリアの動きにより生じる反動を打ち消すリコイル・バランシング機構である。動作は非常に単純で、従来のピストンロッドの上にもう一本のピストンロッドが追加されており、これがガスブロックを起点に前に動く事で前後の運動量が相殺される仕組みである。トライアルでこそ敗れたものの、AN94と比較してフルオート射撃の3発目以降の集弾率では勝る結果を出しており、また構造も簡単で重量が軽く、製造コストが安価となっている。

 5.45mm弾を使用するベースモデルのAEK-971の他、5.56mm弾モデルのAEK-972と7.62mm弾モデルのAEK-973が存在し、これらはそれぞれAK100シリーズと従来のAKシリーズのマガジンを使用できるようになっている。

 さらにAEK-971s/973sというモデルはトリガーメカニズムが変更され、3バースト機構が加えられている。
ZID AEK-971 / ЗИД АЕК-971【突撃銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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動画

 Russian AEK-971
  

 AEK-971 & AK-107
  


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