H&K HK33


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H&K HK33は、ヘッケラー&コッホ社によって開発されたドイツの小口径アサルトライフルである。

H&K HK33は、H&K G3をスケールダウンした上で、5.56x45mm NATO弾を使用できるように再設計されたアサルトライフルである。使用する弾薬が小型なため、全体的なサイズや重量がG3よりも小型軽量化され、反動も必然的に少なくなった。弾薬も軽量なので、マガジンの装弾数は30発に増加した。
HK33は、G3と比べると全長がおよそ10cmほど短くなり、重量も約600gも軽くなっている。 この銃の作動方法はG3と同じ反動利用方式であり、半閉鎖ローラー・ロッキングを使用しているディレイド・ブローバック方式のボルトが組み込まれている。
H&K HK33 wikipedia 
目次
1.H&K社(ヘッケラー&コッホ)
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連
6.関連商品




H&K社(ヘッケラー&コッホ)
H&K

http://www.heckler-koch.com/en.html
ヘッケラー&コッホ(独:Heckler & Koch GmbH、ヘックラー・ウント・コッホ・ゲーエムベーハー)社は、ドイツの銃器メーカーである。本社はドイツ南部のバーデン=ヴュルテンベルク州のオベルンドルフ (Oberndorf am Neckar) にある。また、アメリカ国内に子会社を持っている。本項ではH&K社と略記する。 USP(自動拳銃)、MP5(短機関銃)、MP7(個人防衛火器)、PSG-1(高精度狙撃銃)、G3およびG36(自動小銃)などを製造している。

H&K は、1949年にドイツの歴史ある銃器メーカーのモーゼル社を退職した3名の技術者、エドムント・ヘックラー(ドイツ語版)とテオドール・コッホ(ドイツ語版)、アレクス・ザイデル(ドイツ語版)が、1950年に設立した。設立当初は、ミシンやその他の精密機器を製造していた。しかし、1956年にドイツ連邦軍が創設されると、軍用火器を製造する方針に切り替えた。Keine Kompromisse!(妥協しない)をスローガンに活動している。
1991年、H&K はブリティッシュ・エアロスペースの一部門であるロイヤル・オードナンスに買収された。ブリティッシュ・エアロスペースの傘下で、SA80の改修と改良に貢献した。その後、ブリティッシュ・エアロスペースは1999年にBAEシステムズに変革し、H&Kの部門は2002年に宇宙航空用途のためにドイツに作られたグループ企業 (H&K Beteiligungs GmbH) へ再び売却された。 2009年、ドイツの有名銃器メーカー「ハーネル」を買収した。
ヘッケラー&コッホ wikipedia
G3MP5同様に固定ストックとスライドストックがあり、バリエーションとして銃身短縮モデルであるHK33K、狙撃銃型であるHK33SG1がある。
同グループにはカービンモデルのHK53がある。

アメリカ軍のM193に合せて設計したために新NATO弾であるSS109(M855)には適さず、1980年代には輸出型兼改修型のHK33E(EXPORT)に再設計されている。
同時期のイタリア軍でのトライアルでは、ローラーロッキングシステムは高圧カートリッジである5.56mm弾を運用するには不安があり、G3をベースとしたG41が開発される事となった。しかし結局不採用となる。

ベトナム戦争時の米軍ではまだ信頼性の低かったM16の代わりにH&R Firearmsでライセンス製造されたT223が一部の部隊に支給されていたこともあった。
他の銃の陰に隠れて影が薄いがギリシャ、チリ、ブラジル、タイ、トルコ、イギリス(L101A1)等、多くの国の軍、及び法執行機関で採用されている。
HK33 ピクシブ百科事典

グリップやトリガーグループ、バットストックはMP5シリーズと共用で、フラッシュハイダー部には、ライフルグレネードや銃剣を装着するためのスロットが設けられている。銃身下にはG3用アドオンのHK79A1擲弾発射機が装着可能だ。基本は25発マガジンであるが、30発や40発仕様のマガジンも存在し、M16のマガジンを共用するための改造用キットも存在する。

   HK33は、NATOやイタリアなどのトライアルに参加するものの、それらの制式ライフルとしての地位には届かず、自国西ドイツもG3をすでに採用していたことからか、同じ機構の本銃に食指を動かさなかった。しかし、決して低くない性能と売り込みで、タイ陸軍の制式ライフルを始め世界各地の正規軍、警察機構で使用されることとなった。
 アメリカ軍などはベトナムへの本格的武力介入の当初、まだ制式採用されたばかりで問題点の多かったM16よりも信頼を置ける存在であるとして、潜入作戦を行う特殊部隊(主として海軍のSEALや海兵隊のフォース・リーコンなどの精鋭部隊)にこの銃を支給していたようだ。
 このように性能や普及度では他の突撃銃と比べて決して見劣りしないHK33だが、日本国内では兄弟銃のG3MP5の知名度に圧されてマイナーなイメージで知られる。
H&K HK33 【突撃銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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動画

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 Full Auto HK Montage (HK53K, MP5, HK33) - HD
  


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