VSS


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VSS(露: Винтовка Снайперская Специальная 英: Vintovka Snayperskaya Spetsialnaya 日本語訳:特殊用途狙撃銃)は、1987年に開発された半自動消音狙撃銃。7.62x39mm弾をベースに作られた9x39mm SP-5, SP-6という専用の亜音速弾を使用する。愛称はヴィントレス(Vintorez 露: Винторез, 英: thread cutter(糸鋸)。

1980年代、当時のソ連は冷戦の真っ只中であり、アフガニスタンやチェチェンなど、多数の戦場を抱えており、特殊部隊(スペツナズ)の隠密潜入作戦やゲリラ作戦用消音銃の開発は急務であった。当初はAKMやAK-74、AKS-74Uにサプレッサーを取り付けて使用したが、初速が音速を超えることで衝撃波を発生させる小口径高初速の5.45x39mm弾ではサプレッサーの効果は薄く、無理に装薬を減らせば射撃精度が著しく不安定になってしまうことがわかった。 そこでソ連軍は、銃そのものを消音化するだけでなく、専用の弾薬も含めた狙撃システムの開発に着手した。
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VSS (狙撃銃) wikipedia
目次
1.スペツナズ
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連
6.関連商品




スペツナズ

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スペツナズ(спецназ, Spetsnaz)とは、ロシア語の「特殊任務部隊」(подразделения специального назначения)の略語である。

「スペツナズ」という語そのものは、「SAS」(イギリス陸軍)、「USASOC」(アメリカ陸軍特殊部隊群、通称「グリーンベレー」)等とは異なり、特定の部隊を指す語ではないので注意を要する。例えばロシア連邦保安庁やロシア内務省、ロシア対外情報庁等にもそれぞれの特殊任務部隊、“スペツナズ”が存在する。
そういった意味ではSWAT(アメリカ警察の各管轄に存在する特殊部隊の総称)に近い意味の用語である。 それらの中で最も有名なものとして、本稿で記述する、ソ連軍、現ロシア連邦軍参謀本部情報総局(ГРУ, GRU)に所属する特殊部隊がある。戦時の敵後方での偵察、破壊工作や要人の暗殺を任務としているが、平時にも私服で破壊対象の偵察活動(スパイ活動)を展開している。
スペツナズ wikipedia 

特徴

1980年代末からの使用が確認され、旧ソ連によるチェチェン侵攻時にも広く用いられたようだ。潜入作戦での使用も想定されており、分解してアタッシェケース等にしまえる設計となっている。
 AKシリーズに似たロングストローク・ガスピストン作動とロータリーボルトを備え、機関部の外観もAKを踏襲しているが、部品に互換性はない。撃発もハンマー式のAKと異なりストライカー式で、セレクターもセイフティとは分たれ、トリガー後部に備えられたクロスボルト式のセレクターボタンによって、セミ/フルを切り替える。

 当初、AK47との互換性を考慮して7.62×39mm口径となる予定だったが、ボディアーマーを着た完全武装の兵士を400mの距離から撃ち抜く、という要求性能を満たすため、9×39mmという特殊な口径となった。また、発砲音だけでなく、弾頭が音速を超えた時に出す衝撃波(ソニックブーム)をも無くす為、弾は亜音速で発射される。
 この9×39mm弾はそれなりに成功したようで、これを使用するアサルトライフルのASヴァルや、SR-39A91なども生産されている。
USSR VSSヴィントレス / СССР ВСС Винторез 【自動小銃(狙撃銃)】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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動画

 VSS Vintorez cal 9x39mm, fusil Spetsnaz
  


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