ワルサーMPL


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ワルサーMP(ドイツ語:Walther Maschinenpistole)は、第二次世界大戦後にワルサー社が設計・製造した短機関銃である。ワルサーMPには、MPL(Maschinenpistole Lang:langはドイツ語で「長い」を意味する)とMPK(Maschinenpistole Kurz:kurzはドイツ語で「短い」を意味する)の二種が存在するが、具体的な差異は銃身の長さだけである。
作動方式はオープンボルト式で在来の短機関銃と大差なく、また命中精度においても大差なく、斬新な構造とそれに基づく高い命中精度を誇る同じドイツのヘッケラー&コッホのMP5に敗れた経歴を持つ。
ワルサーMPL wikipedia 

目次
1.ワルサー社
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連



ワルサー社

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http://www.carl-walther.de/cw.php


ワルサー社、カール・ヴァルター社(独: Walther、Carl Walther GmbH Sportwaffen)はドイツの銃器メーカーである。
ドイツ語での発音は「ヴァルター」、英語での発音は「ウォールサー」が近い。日本ではそれらが混ざった「ワルサー」が定着している。
1886年にカール・ヴァルターとその長男であるフリッツ・ヴァルターが設立した。
1920年代頃から機械式計算機の分野にも進出し、電子計算機が登場する頃まで生産を続けていた。
1993年からはエアソフトガンを含む、玩具を主力製品とするウマレックス社の傘下に入っており、最近ではアメリカのS&W社やマグナムリサーチ社との提携なども話題となっている。
ワルサー wikipedia

特徴

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採用国

ドイツ警察
ポルトガル海軍
アメリカ海軍特殊部隊(Navy SEALs):ベトナムで使用
初期にはドイツ警察で採用されていたが、ルフトハンザ航空ハイジャック事件後に同国のH&KのMP5に負けたんだとか。
ワルサーMPL ピクシブ百科事典 

数年後に登場する、同じ西ドイツ(当時)のH&K社製MP5が採用したローラーロッキング、クローズドボルト式の凝ったメカニズムとは異なり、MPLはオーソドックスなブローバック、オープンボルト式で、構造もずっと単純だった。なお、設計に当たっては一足先に開発されたイタリアのフランキ LF56、LF57を参考にしたと言われ、共通点も多い。

 MPL、MPKは一部のドイツ州警察の他、メキシコ、ブラジル、ベネズエラといった中南米諸国にも輸出・採用され、まずまずの成功を収めた。しかし、70年代以降、ライバルMP5が徐々に評価とシェアを高めていくにつれ、次第に脇に追いやられてしまう。
 また、実戦の現場でも実力を証明することは少なく、実際に性能を誇示する機会であった、1972年のパレスチナゲリラ、『黒い9月』によるミュンヘンオリンピック事件で当時の西ドイツ警察軍部隊の私服要員がこの銃を携帯し、テロリストの動向を窺う場面が当時のニューヨークタイムズ紙に掲載されて、不名誉の象徴となってしまった。
 SMGに求められる性能が安価さと火力ではなく、命中精度に移りゆく中、少々時代に乗り遅れてしまったSMGである。
ワルサー MP / Walther MP 【短機関銃】 MEDIAGUN DATABASE 


画像

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MPK
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動画

 Walther MPL Full Auto
  


関連


エアガン