M24 SWS


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M24 SWS(Sniper Weapon System)は、レミントン・アームズ社製のボルトアクション狙撃銃である。アメリカ陸軍をはじめ、世界中の軍や警察で採用されている。

M24は、スポーツ射撃用M700 ライフルレミントン・モデル700)ロングアクション(300Win Magの使用を想定したため)を基にHSプレシジョン製の銃床、リューポルド社製の光学照準器を装備し、アルミ製だったトリガーガードをダコタ・アームズ社タイプのスチール製に交換するなどの変更が加えられている。
レシーバー側面と銃身先端上面にはレッドフィールド製競技用照準器(ピープサイト)用のベースが取り付けられている。
初期モデル標準のスコープは、リューポルド社のウルトラM3 10x40mm(10倍率固定、レンズ直径40mm)、ウルトラM3A 10x40mm。陸上自衛隊仕様のM24ではリューポルドMark4 M3。M24A2からは照準線の発光するイルミネート・レティクル機能を備えたMk.4 LR/T M3 3.5-10x40mm(3.5-10倍の間で調節、レンズ直径40mm)が採用され、M24もこれに倣った。M24A3は、より長距離に対応させるため、高倍率かつ細かいスコープの調整が可能なイルミネート機能つきMark4 LR/T M1 8.5-25x50mmを使用する。 バイポッドは、ハリス製BRM-S伸縮式バイポッド。
パラシュートでの投下に耐えられる輸送用のペリカン製大型ハードケースで支給され、銃単体ではなく、これら附属装備品を含めてM24 SWS(Sniper Wepon System)と呼ばれる。
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M24 SWS wikipedia 

目次
1.レミントン・アームズ
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連



レミントン・アームズ

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http://www.remington.com/ 


レミントン・アームズ(英:Remington Arms)はアメリカ合衆国の銃器メーカー。小銃、ショットガン、それらの弾薬を製造する。かつては拳銃でも有名だったが、現在のラインナップでは1911と新製品のR51程度に留まっている。

1816年、創設者であるエリファレット・レミントンが自分用のライフルを作り、それを見た射撃仲間が彼に同様のライフルを作るように依頼したことが始まりとされている。創業時の社名はE・レミントン・アンド・サンズ (E. Remington and Sons.)。レミントンはアメリカ合衆国最古の民間銃器メーカーである。
1896年、スポーツ用品メーカーのマーカス・ハートレー・アンド・パートナーズ (Marcus Hartley and Partners) に買収された。1912年、マーカスの子会社でアメリカ最大手弾薬メーカーのユニオン・メタリック・カートリッジ (Union Metallic Cartridge Company = UMC) と合併し、銃器・弾薬メーカーのレミントンUMC (Remington UMC) となった。
その後も何度も買収され、2007年にサーベラス・キャピタル・マネジメントに買収され現在に至る。 ウィンチェスター社などと並び、アメリカにおける狩猟用ライフルやショットガンの大手であり、現在は狩猟用散弾銃の部門において最も売り上げを伸ばす企業となっている。また、弾薬の開発や生産も行っており、有名な.44マグナム弾はレミントン社がスミス&ウェッソン社と共同開発したものである。 以前は日本で電気シェーバーを発売していたこともある。
レミントン・アームズ wikipedia 

特徴

アメリカ陸軍をはじめ多くの軍や警察で狙撃銃として使用されている。
現在アメリカ陸軍はAR-10の機構を踏襲したナイツ・アーマメント社製セミオートマチックスナイパーライフルSR-25の発展型であるM110を制式採用しているが、M24もまだ使われているらしい。

M24 SWSという表記をよく見かけるが、このSWSはSniperWeaponSystemの略であり、銃そのものではなく付属品もセットにした言い方である。
ただし狙撃手にはだいたい付属品といっしょにケースに入ったSWS状態で支給されるため、そこまで気にする必要はないかもしれない。
その名の通り狙撃のためのシステムとして非常に高い完成度を誇り、狙撃手からは絶大な信頼を得るに至っている。

使用弾薬は7.62mmNATO弾(.308ウィンチェスター)。

陸上自衛隊では64式7.62mm小銃にスコープをつけて狙撃銃としていたが、命中精度に定評があった64式とはいえさすがに精度や射程に難があるため、「対人用狙撃銃」の名称でM24を導入しており、富士総合火力演習にも登場している。
M24 ニコニコ大百科 

M24はレミントンM700を元に様々なカスタムパーツを取り付け完成した狙撃銃である。
具体的には、M118LR(7.62mm Lake City much)の175グレイン弾頭に合わせた 1-10(10インチで1回転)ないし1-8(8インチで1回転)ツイストの重量弾専用銃身に H-Sプレシジョン製アルミニウムライナー入りアジャスタブルストック、 ダコタ・アームズ製トリガーガード、リューポルド製スコープ、ハリス製バイ・ポッド、 皮製専用スリングに軍用グレード・ドロップコンテナーを組み合わせワンセットとなる。 (7.62x51NATO弾仕様・初期M24)

既に海兵隊が採用していたM40狙撃銃の前例が有る通り、米陸軍は高性能な狙撃銃を求めてこのように手間のかかることをしたが、採用時評価はよかった。
なおSWS(Sniper Weapon System)とあるようにこのM24は狙撃銃だけでなくケースと付属機器がセットである。
初期型のM24からM24A3まで4つのバリエーションが存在する。

イラク戦争での問題点

イラク戦争では待ち伏せや敵狙撃兵排除で使われたが、弾倉が旧来の ヒンジド・フロアプレート方式で固定されていたため、一旦弾切れを起こすと 銃に弾を1発づつ装填しなくてはならず、連続射撃ができなくなる事態に陥った。
上記の事例から、複数の敵に対して迅速に対応しなければならない市街戦闘において 無理があると評価された。
結果として一時的なM21(M14の狙撃銃仕様)の復活と、 更新としてM110 SASSへの転換が図られることとなる。
M24 ピクシブ百科事典 


画像

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動画

Remington's M24-A2 Sniper Rifle



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