M4カービン:


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M4カービンは、コルト・ファイヤーアームズ社が製造し、アメリカ軍が採用しているアサルトカービン。

第二次世界大戦に採用されたM1カービン、M2、M3に続いて4番目に米軍に採用されたカービン銃。カービン(Carbine)とは、本来歩兵用小銃より銃身が短い騎兵用小銃の事だが、現在では概ね「小型のライフル」を意味する。

M4カービンはM16A2アサルトライフルの全長を短縮し軽量化したM16A2の直系の派生型で、M16A2とは約80%の部品互換性を持つ。

他のアサルトカービンと同様にM4はコンパクトで、フルサイズのM16と比べて取り回しがし易いため、戦闘車両の乗員や将校らが使用することが多く、また、その可搬性のよさから身動きの取りづらい都市部における近接戦闘や特殊部隊、空挺部隊による特殊任務にも幅広く使用されている。1998年にはアメリカ陸軍でM16A2の後継に選定されており、現在ではアメリカ陸軍兵士の大半がM4を装備している。 また、軍に残存しているM3サブマシンガン(これは主に戦車乗員の自衛用に装備されている)もM4に置き換えられる予定だという。M4は、初期のM16の小型版であり1960年代のベトナム戦争時に開発、使用されたXM177との類似点も多いが、細部が異なっている。

現在、コルト社は米国政府と2009年までの製造に関する独占契約を締結している。コルト社以外にも、数社が自社ブランドで製造し、AR-15やSR-16と言った名で販売している。
M4カービン wikipedia 

目次
1.コルト・ファイヤーアームズ
2.特徴
3.画像
4.動画
5.関連


コルト・ファイヤーアームズ

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コルト・ファイヤーアームズ(英: Colt Firearms、通称コルト)は、世界初のシングルアクションリボルバーを発明した陸軍大佐サミュエル・コルト(1814年7月19日 - 1862年1月10日)の興したアメリカ合衆国の銃器メーカー。創業は1836年。当初の社名は「Colt Patent Firearms」(コルト特許火器)。

コルト社は拳銃のほかに有名なM16やM4カービンなどを生産しており、同じアメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社とはライバル関係にある。
コルト・ファイヤーアームズ wikipedia 

特徴

全長は850.9mm、重量はマガジン無しで3400g 5.56mm NATO弾を使用し、発射速度は700-900発/分、装弾数は基本的に30発 カスタムパーツが豊富で、サイレンサーからダットサイト、グレネードランチャー(M203)などの装着が可能

  「カービン(英;Carbine)」とは、本来、騎兵が馬上で扱うことを考慮して全長を切り詰めた小銃のことで、現代ではもっぱらアサルトライフルの全長を短縮した「アサルトカービン」のことを指す。小型で持ち運びやすく、取り回しが良い反面、反動・マズルブラスト・発射音が激しくなったり、命中精度が落ちたりという欠点も持ち合わせている。
M4カービン ニコニコ大百科(仮) 

 その性能やレイルシステムによる発展性の高さからアメリカのみならずイスラエル国防軍や自衛隊の特殊作戦群、イギリス陸軍のSASなどにも配備されている。近年ではカスタムパーツや汎用性の高さから幅広い顧客のニーズに応えられるとしてPMSCsの社員も装備している姿が多く見られる。

   アメリカ軍では市街戦に投入されることが多くなった陸軍の需要と合ったことも有り、「すべての海兵はライフルマン」という海兵隊を除いて最前線の部隊ではM4カービンが主力となっている。

 M16は支援用や後方部隊で使われる程度となった。

 未熟な兵士は無駄弾を撃ち、大量に弾薬を消費してしまうという戦訓から基本的には一般の兵士はM4(3点バーストモデル)、特殊部隊隊員はM4A1(フルオートモデル)という使い分けがされていたが、近年では一般兵士であっても(アサルトライフルを用いての)制圧射撃を行うためにフルオート可能な火器を必要としており、アメリカ陸軍では2019年までに50万挺のM4をM4A1へとコンバートすることを予定している。 (もっとも破損などにより交換の必要がある場合、M4ではなくM4A1が支給されるため、現在でも相当な数がM4A1へと入れ替えられている)  SOPMOD(Special Operations Peculiar MODification/特殊作戦用装備)プロジェクトにより様々な機能向上・アクセサリの開発が行われている。

 2011年にはM4の銃身長及びライフリングツイストに適合した弾薬であるM855A1を採用、マズルフラッシュと弾頭初速が抑えられ、合せガラスに対する貫通力、遠距離での命中精度、至近距離で対人射撃した際のフラグメント率、等が向上している。

 2014年2月には陸軍のM4は左右どちらからでも操作可能なアンビセレクターへの変更のための契約が行われ、2018年4月までにすべてがアンビ化される事になる。
M4カービン ピクシブ百科事典 


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動画
 
M4カービン & ベレッタM9 射撃訓練 アメリカ海兵隊 [HD]


実弾射撃 コルト M4A1 S.I.R. アサルトライフル (Colt M4A1 Rifle)


Shooting M4 Carbine at range in Afghanistan
 


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